Ryzen 7 9700Xの仕様が変わるかもしれないと報じられる。より高クロックになる?

CPU

AMD Ryzen

Ryzen 7 9700Xの仕様が変わるかもしれないと報じられました。海外メディアのWCCF TECHが報じました。

AMDはCOMPUTEX 2024で、Zen 5アーキテクチャ世代となるRyzen 9000シリーズデスクトップCPUを4製品発表した。そのうちの1つがRyzen 7 9700Xで、スペックは8C16T、ベースクロック3.8GHz、ブーストクロック5.5GHz、TDP65Wだ。

情報筋によると、AMDはパートナーに対して、このRyzen 7 9700XのTDPを65Wから120Wへと変更するかもしれないと通知したという。TDPを上げるということは、ベースクロックやブーストクロックがさらに高くなる可能性がある。

この変更はまだ検討中であり、実際にどうなるかはまだわからない。何年後かに『XT』モデルとして登場する可能性も考えられる。

[Source: WCCF TECH]

先日、AMDはRyzen 9000シリーズよりもRyzen 7000X3Dシリーズの方がわずかながらにゲーム性能が高いことを明らかにしました。この変更は、Ryzen 9000シリーズをPCゲーマーに訴求するための対応と考えられます。

ただ、Ryzen 9000シリーズは2024年7月の発売とアナウンスされています。今からこのような変更が間に合うとは思えず、正直なところ、筆者は上記の報道には懐疑的です。鵜呑みにはせず「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」くらいに見ておくべきでしょう。

2024/8/15
続報が入りました。120Wではなく105Wになるとの新たな情報が出ています。詳細は以下の記事をご覧ください。

  AMD、Ryzen 7 9700XとRyzen 5 9600XのTDPを65Wから105Wへと引き上げか。性能も消費電力もアップ

Zen5

Posted by にっち