AMD、Radeon GREの『GRE』の意味を変更。当初は『Golden Rabbit Edition』だったが今は
AMDは、Radeon RX 7900 GREなどの『GRE』の意味を変更しました。
当初、Radeon RX 7900 GREなどの『GRE』モデルは、中国向けに2023年のうさぎ年を祝った『Golden Rabbit Edition』という意味でした。2020年にはねずみ年を祝ったRadeon RX 590 GME (Golden Mouse Edition)が発売されています。
しかし、中国語圏メディアの快科技によると、AMDはこの『GRE』の意味を変更したそうです。快科技は以下のように報じています。
AMDは中国市場向けにRadeon RX 7650 GREという新製品を投入した。現在、JD.comにて予約販売が行われており、価格は2,049元(約43,000円)からとなっている。 AMDはこの製品について、大々的な発表はしておらず、公式サイトにスペックのみを掲載するに留めている。 ところで、『GRE』という名称についてだが、これは元々うさぎ年を祝った『Gold Rabbit Edition』の略称で、Radeon RX 7900 GREにて最初に採用された。 しかし、2025年はへび年だ。『Gold Rabbit Edition』と呼ぶには相応しくないため、AMDは『GRE』の意味を『Great Radeon Edition』へと変更した。 この変更により、今後も、より多くの『GRE』シリーズが中国市場向けラインナップとして発売されることが期待される。 ― 快科技 |
快科技によるとAMDは『GRE』を『Gold Rabbit Edition』から『Great Radeon Edition』へと変更したとのこと。ちょっとこじつけ感がないこともないですが、いまだにうさぎ年を祝い続けるよりは良いのではないでしょうか。
余談ですが、『GRE』モデルは基本的には中国市場向けですが、モデルによっては発売から数か月後にはほかの国や、日本でも販売されていたりします。