AMD、2024年末までのCPUロードマップを公開!Ryzen 7000シリーズのIPC向上率が明らかに。Zen 5や3D V-Cacheの展開予定も判明
AMDは、Financial Analysts Day 2022において、2024年末までのCPUロードマップを公開・発表しました。
Zen 4アーキテクチャは3つのバリアントが用意されており、『Zen 4』『Zen 4 3D V-Cache』『Zen 4c』の3種を投入します。このうち、Zen 4とZen 4cはすでに発表済みですが、今回、新たにZen 4 3D V-Cacheが発表されました。それぞれ、5nmおよび4nmプロセスノードにて展開が予定されています。
さらに、2024年末までには、Zen 5が登場することもアナウンスしました。Zen 5も、Zen 4と同様に、『Zen 5』『Zen 5 3D V-Cache』『Zen 5c』の3種を投入予定。4nmおよび3nmプロセスノードにて展開が予定されています。
そして、今回、Zen 4のIPCについても触れられました。
COMPUTEX 2022でのZen 4 / Ryzen 7000シリーズの発表は、Zen 3からシングルスレッドパフォーマンスが15%(多くの場面においてそれ以上)向上するといわれていましたが、IPCについては語られませんでした。AMDによると、Zen 4のIPCは、Zen 3から8~10%の向上となる模様です。
2022/8/30追記
AMDより正式にRyzen 7000シリーズが発表されました。IPCは13%、シングル性能は最大29%向上しているとされています。詳細は以下の記事をご覧ください。
AMD、Ryzen 7000シリーズを正式発表!シングル性能は最大29%向上。Ryzen 9 7950Xは699ドル。発売日は9月27日