Ryzen向けに自動メモリオーバークロックを準備中か。AMD、『Automatic Memory Overclocking』と名付けた特許を出願

AMDは、Ryzen CPU向けにメモリのオーバークロックを自動的に実行できるアプリケーションの特許を出願している。この特許は『Automatic Memory Overclocking』と名付けられている。

この特許が組み込まれたオーバークロックアプリケーションを使用すると、メモリモジュールのオーバークロックとストレステストが行われて、使用するシステムに適したメモリクロックとレイテンシーを保存したオーバークロックプロファイルが生成される。保存されたプロファイルはアプリケーションからロードできる。

つまり、ユーザー側でメモリのオーバークロック設定を手動入力したり、包括的なテストを行わずとも、効率的にパフォーマンスを発揮することができるようになる。

この特許は2022年5月19日付けで公開された。この特許を組み込んだアプリケーションがいつ公開されるかはまだわからないが、Ryzen 7000プロセッサーシリーズで使用するために準備されたものであると見るのが妥当だろう。