2023年のCPU事情。AMD Ryzen 7000X3Dは今のところ最大8コア。IntelはRaptor Lake Refreshを投入か
2023年のAMDとIntelのCPU事情がリークされました。中国bilibiliにてECSM_Officialが報じました。
2023年もCPU市場はIntel Raptor Lake vs. AMD Zen 4が続く。しかし、新しいものもある。それはCore i9-13900KSとRyzen 7000X3Dだ。これらはいずれも2023年に発売される予定だが具体的な時期はまだ判明していない。 Ryzen 7000X3Dについては、今のところ6コアモデルと8コアモデルの投入が予定されている。 AMD A620チップセットマザーボードはおそらく2023年Q2(4~6月)頃になるだろう。そこから少し遅れてデスクトップ用AM5 APUが登場する。こちらも6コアと8コアの2モデルが予定されている。 2023年Q3(7~9月)半ばから後半にかけて、IntelはRaptor Lakeを100~200MHzクロップアップさせたRaptor Lake Refreshを投入する。 少しややこしいが、Meteor Lakeはミッド / ロー、Arrow Lakeはi7 / i9といったハイエンド帯にわけられており、Arrow Lakeは2024年となる。 [Source: ECSM_Official 1 / 2] |
ECSM_Officialによると、3D V-Cacheを搭載したRyzen 7000X3Dは、今のところ最大8コアが予定されている模様です。この情報が本当なら、12コアや16コアモデルを期待していた人には残念なお知らせですね。
Intelに関しては2023年にRaptor Lake Refreshが投入されると言われています。また、Meteor Lakeにハイエンド帯はなく、2024年登場予定のArrow Lakeがハイエンド帯を担う模様です。
Meteor Lakeの登場時期に関しては、Intelは2023年になることを明言しています。ただし、これがデスクトップ向けなのか、モバイル向けなのかは定かではありません。
各CPUの登場時期を箇条書きでまとめると以下。
- Ryzen 7000X3D: 2023年
- Core i9-13900KS: 2023年
- Raptor Lake Refresh: 2023年Q3
- Meteor Lake: 2023年
- Arrow Lake: 2024年
なお、ECSM_Officialの報道は早期のリーク情報のため、今後、予定が変わる可能性があることはご留意ください。