A620マザーは対応CPUが制限される場合あり。TDP65Wを超えるCPUが使えるかはマザボ次第

マザーボード

AMD Ryzen Socket AM5

海外では発売されたA620マザーボードですが、AMDによると一部のCPUは使用できかったり、最大性能を発揮できない場合があるようです。

AMDが公開したスライドショーには以下のように記されています。

AMD A620チップセットスライドショー


TDP 65Wをサポート、それ以上も

A620はTDP 65WのRyzen 7000プロセッサーに最適です。それを超えるTDPのモデルはBIOSのAGESAバージョンが対応していれば起動します。しかし、マルチコア性能は、VRMの電力制限により最大性能を発揮できない場合があります。この電力制限により、ゲームパフォーマンスへの影響はほとんどないものと思われます。

TDPが65Wを超えるCPU、例えば120WのRyzen 7 7800X3DなんかはAGESAバージョンによっては使用できない模様です。BIOSが対応していれば使用できるようですが、マザーボードのVRM次第ではフルパワーでの動作ができないようで、フルパワーで動作させるとなると、そこそこしっかりしたVRMを積んだマザーボードを選択する必要があるようです。

前世代のA520は最上位のRyzen 9 5950Xにも対応していましたが、A620はTDP 65Wを超えるものが使えるかどうかはマザーボード次第となっている模様です。

Zen4

Posted by にっち