米AmazonでのCPU売れ筋ランキングトップ10が衝撃的な結果に!?IntelとAMDの割合がとんでもないことに
米AmazonでのCPU売れ筋ランキングトップ10が衝撃的なことになっています。
2024年11月18日時点の米Amazon CPU売れ筋ランキングトップ10の割合は、Intelが0、AMDが10です。つまり、1位から10位まですべてがAMDのRyzen CPUです。
- AMD Ryzen 7 9800X3D
- AMD Ryzen 7 7800X3D
- AMD Ryzen 9 5900X
- AMD Ryzen 5 7600X
- AMD Ryzen 5 5600X
- AMD Ryzen 7 5700X3D
- AMD Ryzen 7 5700X
- AMD Ryzen 7 7700X
- AMD Ryzen 7 5800X
- AMD Ryzen 5 5500
ランキングトップ10にIntelのCoreシリーズプロセッサーは1つもありません。
Ryzen 7 9800X3Dが1位なのは納得も理解もできます。このCPUは現時点で最強のゲーミングCPUのため、PCゲーマーに非常に人気があります。次点のRyzen 7 7800X3Dも、Ryzen 7 9800X3Dに次ぐゲーム性能を有しているためこれが2位なのも納得できます。
では、ほかはどうでしょうか。ソケットAM5 / Zen 4 世代のRyzen 7000シリーズやソケットAM4 / Zen 3世代のRyzen 5000シリーズなどさまざまに入り乱れています。
しかし、その中にIntelのCPUは1つもありません。いったいどうしてこんなことになってしまったのでしょうか。
おそらくは、Intelへの信頼度・信頼性の低下が理由の1つになっているものと予想されます。Intelの第13世代および第14世代CPUは、何の対策もせずに使用し続けているとCPUが劣化して動作が不安定になるという不具合を抱えています。この不具合により失った信頼は非常に大きいものと考えられます。
Intelの言い分では、Core Ultra 200Sシリーズ(Arrow Lake)ではそういったことは起こらないと明言していますが、その言葉をそのまま信用できるかどうかは人それぞれでしょう。また、Core Ultra 200Sシリーズは前世代の第14世代よりも消費電力が低くなったもののゲーム性能も低くなっているため(ベンチマーク結果 / Intel公式スライド)、PCゲーマーにとっては微妙な立ち位置になっています。
これらさまざまな要因が、今回の米AmazonにおけるAMDのトップ10総なめに繋がっているものと考えられます。