Adobe Premiere Proの生成AI機能がすごすぎる。動画内のオブジェクトを簡単に削除・変更したり、クリップを長くしたり。2024年内に実装予定
Adobeは、Premiere Proに複数の生成AI機能を実装することを発表しました。
実装される機能は以下。
- 生成拡張(Generative Extend): 既存のクリップ(映像)を長くすることができます。例えば、本来60秒のクリップを70秒へと伸ばし、10秒分を生成することができます。
- オブジェクトの追加と削除(Object Addition & Removal): オブジェクトを選択して不要なものを削除したり、変更したりできます。
- テキストをビデオに(Text to Video): Premiere Pro内で映像を作成できます。プロンプトにテキストを入力するか、画像をアップロードすれば新たな映像を作成できます。作った映像はBロールなどで活用できます。
これらの機能を活用するとどういったことができるのか、百聞は一見にしかず、以下の動画をご覧ください。
本来なら撮り直しが必要な映像であっても、これらの生成AI機能を使用すればクリップを長くしたり、オブジェクトの追加や削除などができ、撮り直すことなくPremiere Pro内で簡単に修正できます。また、新たに映像を生成してBロールとして加えるといったようなこともできます。
Adobeによるとこれらの機能は2024年内に実装予定とのことです。