NVIDIA曰く、GeForce RTX 5090の16ピンコネクタは融解・焼損しない
NVIDIA曰く、GeForce RTX 5090等、GeForce RTX 5000シリーズでは16ピンコネクタの融解・焼損は発生しないそうです。海外メディアのQUASARZONEが報じました。
2025年1月20日に、韓国で『2025 NVIDIA RTX AI PC DAY』というイベントが開催された。そこではGeForce RTX 5000シリーズ製品の展示がされたほか、メディアインタビューが行われた。 インタビューでは16ピンコネクタの融解・焼損問題に関する質問が出た。その質問に対して、NVIDIAは以下のように回答した。
― QUASARZONE |
NVIDIAによると、GeForce RTX 5000シリーズでは16ピンコネクタの融解・焼損問題は発生しないとのこと。
当初、16ピンコネクタに採用されていた12VHPWR規格は非常に多くの融解・焼損が報告されていました。この問題は、コネクタが半差しの状態になっていると発生するとされています。その後、この問題を改善した12V-2x6規格へと変更され、今ではこの規格での融解・焼損報告を聞かなくなり、問題は解決したとの認識をNVIDIAは示しています。
にもかかわらず、ZOTACは、万一に備えて、同社製GeForce RTX 5000シリーズに、16ピンコネクタが半差しになっているとグラボの電源が入らないようにするという安全措置を施しています。
NVIDIAは「発生しない」と言っていますが、例えそうであろうと、GeForce RTX 4090で実際に融解・焼損を経験してトラウマになっている人からすれば、ZOTACのような安全措置が施されている方が安心できるでしょう。