ES版Rocket Lake-Sが3DMarkのデータベースに掲載。今のところ低スコア
Intelの次期デスクトップ向けプロセッサーとなるRocket Lake-SのES版が3DMarkのデータベースに掲載されました。それがこちら。
8C16T Rocket Lake-S ES 3.2GHz / 4.2GHz
上記リザルトを見つけたのはツイッターユーザーのTUM_APISAK氏。3DMarkに掲載されたのは8C16TのES版Rocket Lake-Sで、ベースクロックは3.2GHzでターボクロックは4.3GHzと表示されています。
気になるベンチマークスコアは残念ながらよろしくありません。8C16Tにも関わらずTime SpyのCPU Scoreはわずか4,963と、4C8TのCore i7-7700K (4,950前後)と同等のスコアを見せています。
Fire StrikeのPhysics Scoreは18,898と、Core i7-7700K (13,350前後)よりも高いスコアを見せていますが、8C16TのCore i9-9900K (24,400前後)はおろか、6C12TのCore i7-8700K (19,950前後)にも勝てていません。
中々に酷いスコアですが、本リザルトはあくまでもES版。ここまで低スコアなまま製品化するとは考えにくいため、このリザルトをそのままRocket Lake-Sの性能だと鵜呑みにするべきではないでしょう。
Rocket Lake-Sは2021年頃に登場すると噂されており、GigabyteによればZ490マザーボードでも動作すると言われています。
2021/3/31追記
Core i9-11900Kの各種ベンチマークが公開されました。詳細は以下の記事をご覧ください。