【CPU】 Threadripper 3970X / 3960Xの各種ベンチマーク公開
Threadripper 3970Xおよび3960Xのレビューが各所で一斉に公開されました。詳細は下記のレビューリンクへどうぞ!
- 日本国内
エルミタージュ秋葉原
「Zen 2」の効果はいかに。AMDの第3世代Ryzen Threadripper速攻レビュー - 海外
Guru3D
AMD Ryzen Threadripper 3970X review
AMD Ryzen Threadripper 3960X review
Kit Guru
AMD Ryzen Threadripper 3960X & 3970X CPU Review
GAMERS NEXUS
AMD Threadripper 3970X Review: Premiere, Blender, Overclocking, & Thermal Benchmarks
ということで、各所のわかりやすいリザルトからサクッとパフォーマンスを見ていきましょう。
Cores/ Threads | Base Clock (GHz) | Turbo Clock (GHz) | Cache (MB) | TDP | MSRP (USドル) | |
Threadripper 3970X | 32C64T | 3.7 | 4.5 | 144 | 280W | 1,999 |
Threadripper 3960X | 24C48T | 3.8 | 4.5 | 140 | 280W | 1,399 |
マルチスコアは他のCPUの追随を許さず、ぶっちぎりの性能を見せています。
ゲームに関してはあまり芳しくありません。こればっかりはメインストリーム帯に軍配が上がります。特にファークライ5がかなり酷いことになっていますが、Ryzen Masterからゲームモードにして8C16TにすればAvg 113 fpsになったとのことです。
エンコードは圧倒的なパフォーマンスとなっています。特にHandbrakeでは尋常ではないスコアを見せています。
Blender実行中、32C64Tの3970X定格時の消費電力は236W。18C36Tのi9-10980XEが254Wなので、コア数を考えればとてつもないレベルで優秀です。
wPrime実行中、定格での温度は80~85度とのこと。240mmの簡易水冷でこの温度なので、オーバークロックを考えるならより強力な冷却体制で望みたいところです。
コア数、そしてそのパフォーマンスはこれまでにない圧倒的なものとなっています。ゲーマーがThreadripper 3000シリーズを積極的にチョイスする理由はありませんが、マルチスレッドを活用できるアプリケーションを使用している人にとっては、強力な武器となってくれるでしょう。