【アプデ/7/8.1】 WindowsUpdate 2019年7月度 注意事項と各KBメモと直リンク [Update 5: IEの不具合修正パッチKB4510979公開]
2019年7月10日に配信されたWindows7 / 8.1用KBのザックリまとめです。この記事は足りないKBや不具合等が見つかった場合に随時更新いたします。
< Update 3: テレメトリタスクが復活 > [2019/7/11更新]
メッセージにて、今月度のWin7用更新プログラムを適用後、カスタマーエクスペリエンス関連タスクが復活するとの情報をいただきました。詳細はWin7用『セキュリティのみ』KB4507456またはWin7用『ロールアップ』KB4507449の項目をご覧くださいませ。
< Update 4: 7用セキュのみにKB2952664が同梱 > [2019/7/11更新]
Win7用『セキュリティのみ』KB4507456にテレメトリパッチとなるKB2952664が含まれていることが判明しました。
テレメトリを回避している方はお気をつけくださいませ。なお、Win8.1用『セキュリティのみ』KB4507457にはKB2976978(8.1版KB2952664)は含まれていません。
< Update 5: IEの不具合修正パッチKB4510979公開 > [2019/7/19更新]
MSカタログ勢向けにIEの不具合を修正するパッチKB4510979が公開されました。不具合にお困りの方はダウンロードをどうぞ。リンクはWin7系用『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』、Win8.1系用『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』の項目をご覧くださいませ。
以下、2019年7月10日配信分のザックリ説明&ファイルの直リンクになります。(OfficeやSkype等のMS製品類は割愛しています)
更新履歴 ① Win8.1用.NETセキュのみKB4507413の32bitの直リンクが64bitになっていました。2019/7/10AM08:49時点で32bitへと修正いたしました。ごめんなさい。 ② Win8.1用Flashアップデートの項目を削除。誤って6月度のものを掲載していました。ごめんなさい。2019/7/10AM10:00時点で7月分はまだ配信されていません。 | Win8.1用サービススタックアップデートKB4504418を加筆。 ③ Win7でテレメトリタスクが復活する旨を加筆。 ④ Win7用『セキュのみ』KB4507456にテレメトリパッチとなるKB2952664が含まれている旨を加筆。 ⑤ MSカタログ勢向けWin7/8.1用IEの不具合修正パッチKB4510979を加筆。 |
<Microsoft Updateカタログに配信分『セキュリティのみの品質更新プログラム』&IE11>
KB4507456 (Windows7系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 7系その他のエディション
(※1:このパッチにテレメトリ有)
Win7系用『セキュリティのみの品質更新プログラム』です。 「余計なものは一切不要。当月分のOSのセキュリティアップデートだけでいい」 という方はこのパッチを手動DLしてご利用くださいませ。このパッチをインストールすれば『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』はインストール不要です。
この更新プログラムを適用後、タスクスケジューラのカスタマーエクスペリエンス向上プログラム関連タスク『Application Experience』内の『Microsoft Compatibility Appraiser』と『ProgramDataUpdater』を削除している場合、復活します。
<Before>
↓
<After>
テレメトリはノーセンキューという方は、再び削除、または無効化しましょう。
また、このパッチにはテレメトリパッチとなるKB2952664が含まれています。
テレメトリを回避している方はお気をつけくださいませ。このパッチは『テレメトリ関連等を含むMSカタログ産『セキュリティのみの品質更新プログラム』(備考4参照)』入りとします。
KB4507434 (Windows7系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 7系その他のエディション
(※:このパッチに不具合有)
Win7系用『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』です。
このパッチには既知の不具合があります。
[ 既知の不具合 ]
- この更新プログラムを適用後、スクリーンリーダーソフトのWindow-Eyesが正常に機能しない場合があります。同種のソフトJAWSではこの不具合は発生しません。Microsoftはこの不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。
上記不具合の修正パッチKB4510979が公開されました。この不具合にお困りの方は以下の直リンクよりダウンロードをどうぞ。
- KB4510979(Windows7系用)
ファイル直リンク:64bit / 32bit / 7系その他のエディション
今回、この修正パッチを適用しなくても『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』は累積されるため、次回以降のアップデートにもこの修正は同梱されます。
KB4507457 (Windows8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 8.1系その他のエディション
(※:このパッチに不具合有)
Win8.1系用『セキュリティのみの品質更新プログラム』です。 「余計なものは一切不要。当月分のOSのセキュリティアップデートだけでいい」 という方はこのパッチを手動DLしてご利用くださいませ。このパッチをインストールすれば『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』はインストール不要です。
このパッチには既知の不具合があります。
[ 既知の不具合 ]
- クラスタ共有ボリューム(CSV)上のファイルやフォルダの名前を変更した場合、[STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)]エラーが発生して失敗する場合があります。これは管理者権限がないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行したときに発生します。この不具合は、管理者権限を持つプロセスから操作を行うか、CSV所有者ではないノードから操作を実行することで回避できます。
KB4507434 (Windows 8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit / 8.1系その他のエディション
(※:このパッチに不具合有)
Win8.1系用『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』です。
このパッチには既知の不具合があります。
[ 既知の不具合 ]
- この更新プログラムを適用後、スクリーンリーダーソフトのWindow-Eyesが正常に機能しない場合があります。同種のソフトJAWSではこの不具合は発生しません。Microsoftはこの不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。
上記不具合の修正パッチKB4510979が公開されました。この不具合にお困りの方は以下の直リンクよりダウンロードをどうぞ。
- KB4510979(Windows8.1系用)
ファイル直リンク:64bit / 32bit / 8.1系その他のエディション
今回、この修正パッチを適用しなくても『Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム』は累積されるため、次回以降のアップデートにもこの修正は同梱されます。
KB4507411 (Windows7系用) ファイル直リンク:64bit:3.5.1(KB4506976)/4.5.2(KB4506966)/4.6&4.6.1&4.6.2&4.7&4.7.1&4.7.2(KB4506963)/4.8(KB4506956)//32bit:3.5.1(KB4506976)/4.5.2(KB4506966)/4.6&4.6.1&4.6.2&4.7&4.7.1&4.7.2(KB4506963)/4.8(KB4506956)|7系その他のエディション
Win7用.NETの『セキュリティのみ』のパッチです。3.5.1用、4.5.2用、4.6~4.7.2用、4.8用と分かれているため、必要なものだけどうぞ。全部をひとまとめにしたものはありません。
『セキュリティのみ』にバグ修正は含まれていませんが、『ロールアップ』は不具合率が高いため、お使いの.NET環境が安定している場合は『セキュリティのみ』の使用を推奨します。
なお、.NETの『セキュリティのみ』は未インストバージョンでもインストールできてしまう手抜き仕様となっています。バージョン間違いにはお気をつけください。詳細はこちらの記事をご覧くださいませ。
インストールが上手くいかない場合、D3DCompiler_47.dllを入れることで上手くいくようになります。 (D3DCompiler_47.dll(KB4019990)直リンク: 64bit / 32bit)
KB4507413 (Windows8.1系用) ファイル直リンク:64bit:3.5(KB4506977)/4.5.2(KB4506964)/4.6&4.6.1&4.6.2&4.7&4.7.1&4.7.2(KB4506962)/4.8(KB4506955)//32bit:3.5(KB4506977)/4.5.2(KB4506964)/4.6&4.6.1&4.6.2&4.7&4.7.1&4.7.2(KB4506962)/4.8(KB4506955)|8.1系その他のエディション
Win8.1用.NETの『セキュリティのみ』のパッチです。3.5用、4.5.2用、4.6~4.7.2用、4.8用と分かれているため、必要なものだけどうぞ。全部をひとまとめにしたものはありません。
『セキュリティのみ』にバグ修正は含まれていませんが、『ロールアップ』は不具合率が高いため、お使いの.NET環境が安定している場合は『セキュリティのみ』の使用を推奨します。
なお、.NETの『セキュリティのみ』は未インストバージョンでもインストールできてしまう手抜き仕様となっています。バージョン間違いにはお気をつけください。詳細はこちらの記事をご覧くださいませ。
<WindowsUpdateクライアントに配信分>
KB4507449 (Windows7系用)
(※1:このパッチにテレメトリ関連有)
(※2:『セキュリティのみの品質更新プログラム』をインストールしている場合、このパッチはインストール不要)
(※3:このパッチに不具合有)
このパッチは『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』と呼ばれるパッチで、WindowsおよびIEのセキュリティアップデートと、非セキュリティアップデートが抱き合わせされたパッチです。
『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』は過去のパッチが累積されているため、過去に混入したテレメトリが入っています。テレメトリを避けてセキュリティアップデートを適用したい人は、このパッチは非表示にしてMicrosoft Updateカタログ産の『セキュリティのみの品質更新プログラム』を適用してください。
このパッチは『テレメトリ関連等を含むセキュリティマンスリー品質ロールアップリスト(備考3参照)』入りとします。
この更新プログラムを適用後、タスクスケジューラのカスタマーエクスペリエンス向上プログラム関連タスク『Application Experience』内の『Microsoft Compatibility Appraiser』と『ProgramDataUpdater』を削除している場合、復活します。『ロールアップ』を使用している方はあまり気にしていないかもしれませんが、一応。
<Before>
↓
<After>
テレメトリはノーセンキューという方は、再び削除、または無効化しましょう。
このパッチには既知の不具合があります。
[ 既知の不具合 ]
- McAfee使用環境でシステムの起動が遅くなったり、起動時にシステムが反応しなくなる危険性があります。より詳細な情報および続報は以下のリンク先にてご確認ください。
- この更新プログラムを適用後、スクリーンリーダーソフトのWindow-Eyesが正常に機能しない場合があります。同種のソフトJAWSではこの不具合は発生しません。Microsoftはこの不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。
備考: Window-Eyesの不具合は2019年7月10日時点ではKB4507449には掲載されていません。しかし、IE11の個別パッチには掲載されています。 (上記KB4507434参照) KB4507449にはIE11のパッチ内容も含まれるため、この不具合が発生する可能性があります。Win8.1用ロールアップKB4507448にはこの不具合が掲載されているため、もしかしたらWin8.1だけで発生するのかもしれません。しかし、Microsoftの書き忘れというのも十分に考えられるため、一応Win7用ロールアップでもご注意くださいませ。
KB4507448 (Windows8.1系用)
(※1:このパッチにテレメトリ関連有)
(※2:『セキュリティのみの品質更新プログラム』をインストールしている場合、このパッチはインストール不要)
(※3:このパッチに不具合有)
このパッチは『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』と呼ばれるパッチで、WindowsおよびIEのセキュリティアップデートと、非セキュリティアップデートが抱き合わせされたパッチです。
『セキュリティマンスリー品質ロールアップ』は過去のパッチが累積されているため、過去に混入したテレメトリが入っています。テレメトリを避けてセキュリティアップデートを適用したい人は、このパッチは非表示にしてMicrosoft Updateカタログ産の『セキュリティのみの品質更新プログラム』を適用してください。
このパッチは『テレメトリ関連等を含むセキュリティマンスリー品質ロールアップリスト(備考3参照)』入りとします。
このパッチには既知の不具合があります。
[ 既知の不具合 ]
- クラスタ共有ボリューム(CSV)上のファイルやフォルダの名前を変更した場合、[STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL (0xC00000A5)]エラーが発生して失敗する場合があります。これは管理者権限がないプロセスからCSV所有者ノードで操作を実行したときに発生します。この不具合は、管理者権限を持つプロセスから操作を行うか、CSV所有者ではないノードから操作を実行することで回避できます。
- McAfee使用環境でシステムの起動が遅くなったり、起動時にシステムが反応しなくなる危険性があります。より詳細な情報および続報は以下のリンク先にてご確認ください。
- この更新プログラムを適用後、スクリーンリーダーソフトのWindow-Eyesが正常に機能しない場合があります。同種のソフトJAWSではこの不具合は発生しません。Microsoftはこの不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。
KB890830ファイル直リンク: 7/8.1共用 64bit / 32bit | その他のエディション
いつもの悪意のソフトウェア削除ツール。
KB4504418 (Windows8.1系用) ファイル直リンク:64bit / 32bit | その他のエディション
Win8.1用サービススタックアップデート。このパッチにより更新プログラムをインストールするためのコンポーネントであるサービススタックの品質が向上するとのこと。適用しておくことをMicrosoftは推奨しています。
KB4507420 (Windows7系用)
Win7にのみ配信。.NETの『セキュリティと品質ロールアップ』。このパッチには.NETのバグ修正が含まれているものの、.NETの『セキュリティと品質ロールアップ』はこれまでに描画異常や文字の『□□□』化現象などが発生しており、不具合発生率は高めです。お使いの.NET環境が安定しているのであれば『セキュリティのみ』の適用を推奨します。.NETの『セキュリティのみ』に関しては記事上部に掲載していますのでそちらをご覧くださいませ。
(『セキュリティと品質ロールアップ』をMSカタログから手動でダウンロードする場合はMSカタログ: KB4507420へどうぞ。ダウンロードページには複数のファイルがあるため、どのパッチがどのバージョン用になるかはこちらページでご確認ください。全部をひとまとめにしたものはありません。必要なものだけどうぞ。もし、インストールが上手くいかない場合、D3DCompiler_47.dllを入れることで上手くいくようになります。 (D3DCompiler_47.dll(KB4019990)直リンク: 64bit / 32bit))
KB4507422 (Windows8.1系用)
Win8.1にのみ配信。.NETの『セキュリティと品質ロールアップ』。このパッチには.NETのバグ修正が含まれているものの、.NETの『セキュリティと品質ロールアップ』はこれまでに描画異常や文字の『□□□』化現象などが発生しており、不具合発生率は高めです。お使いの.NET環境が安定しているのであれば『セキュリティのみ』の適用を推奨します。.NETの『セキュリティのみ』に関しては記事上部に掲載していますのでそちらをご覧くださいませ。
(『セキュリティと品質ロールアップ』をlMSカタログから手動でダウンロードする場合はMSカタログ: KB4507422へどうぞ。ダウンロードページには複数のファイルがあるため、どのパッチがどのバージョン用になるかはこちらページでご確認ください。全部をひとまとめにしたものはありません。必要なものだけどうぞ)