【CPU/GPU】 Intel、10nmと7nmの今後の見通しを発表
Intelは同社製品の今後の見通しについて発表しました。まず、10nm製品となるモバイル向けIce Lakeを2019年6月より出荷し、ホリデーシーズンにはOEMからIce Lakeベースの製品が店頭に並ぶ予定。ここは以前の発表と変わりなく、順調のようです。
2020年前半にはサーバー向けIce Lakeも出荷予定。また、Ice Lakeでは新アーキテクチャを採用とのこと。アーキテクチャの詳細までは語られていませんが、これは2018年12月に発表された『Sunny Cove』になるものと思われます。
Skylake以降、クロックとOC耐性は上がっていったものの、IPCの向上は停滞していました。新アーキテクチャの採用によりIce LakeではついにIPCが向上するのでしょうか。
2020年には10nmのTiger Lakeを予定。ここでも新アーキテクチャとなり、おそらく『Willow Cove』になるものと思われます。
Intelは7nm製品についても言及しており、2021年に7nm dGPU Xeを発売予定。
現状、dGPUはNVIDIAかAMDの2択状態ですが、第3の選択肢となりうる性能を見せてくれるのか、とても気になるところです。
また、Intel曰く、同社のプロセスノードは以下のようにTSMCと競合することをアピールしています。