【ハード】 TSMC、5nmプロセスノードでのリスク生産を開始
TSMCは5nmプロセスノードでのリスク生産を開始したことを発表しました。TSMCによると、ARM Cortex-A72の5nm版と7nm版を比較したところ、1.8倍のトランジスタ密度になり、15%もの処理速度の向上を実現したとのこと。
TSMCは2018年6月時点で「2019年前半から5nmのリスク生産を開始する」と予告しており、今回の発表はその言葉どおり順調に予定が進んでいることを示しています。
Intelが10nmで足踏みしているなか、TSMCが大きくリードを広げてきましたね! とはいえ実際の製品として登場するのはもうしばらく先になるでしょう。
以下、余談ですが、プロセスノードで先を行くAMD製品のロードマップでも5nmについてはまだ言及されておらず、『Zen 3』および『Naviの次』も7nm(+)が予定されています。
このロードマップに変更がなければ、5nmのAMD製品が見られるのは2021年頃になるでしょうか。