【アプデ】 2019年1月9日配信Office 2010用更新プログラムKB4461614を適用するとMicrosoft Excel 2010がクラッシュするようになる [Update 1-2: KB4462157で修正 / WUでも配信]
2019年1月9日に配信されたOffice 2010用更新プログラムKB4461614を適用すると、環境によってはMicrosoft Excel 2010がクラッシュする不具合が発生しています。ただ、今のところWindowsXP環境での発生報告しか見かけないため、Windows7以降では発生しないかもしれません。
お困りの方はKB4461614をアンインストールすることでこの不具合は発生しなくなります。ただしKB4461614はセキュリティパッチのためアンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。
なお、KB4461614はAccess 2010をクラッシュさせる原因にもなっています。こちらはOS問わずです。
また、現在は配信が停止されていますが、2019年1月3日に配信されたKB4461627もExcel 2010をクラッシュさせます。こちらもOS問わずです。
< Update 1-2: KB4462157で修正 / WUでも配信 >
この不具合はKB4462157にて修正されました。KB4462157を適用することでクラッシュしなくなります。当初、KB4462157はダウンロードセンターでのみ公開されていましたが、2019年1月23日付けでKB4462157のページが更新されて、WindowsUpdateでも配信が開始されました。ダウンロードはWindowsUpdateを実行するか、下記よりどうぞ。
備考: 前提条件にKB4461614がインストールされている必要があるのか、それともKB4462157内にKB4461614も含まれているためKB4461614のインストールはしててもしてなくてもどっちでもいいのかはわかりません。 (Microsoftからインストール手順に関する案内はありません) ただ、KB4462157もKB4461614も18.6MBのため、KB4462157内にKB4461614が含まれているような気がします。断定はできませんが。おそらく、KB4461614が未インストールでもKB4462157単品のインストールで大丈夫そうな気はしますが、確実なのはKB4461614 → KB4462157の手順で適用すれば間違いはないかと思われます。 |
また、KB4462157には新元号への対応が含まれており、この機能を有効にするにはKB4461579も適用する必要があるとのことです。KB4461579は下記よりダウンロードをどうぞ。
なお、新元号系パッチはこれまで様々な問題が出ており、2018年11月にはAccessなどがクラッシュするようになったり、2019年1月3日にはExcel 2010が完全に死亡したり、割と致命的な不具合が目立つため、様子見するか、適用するかは慎重にご判断いただくことをおすすめいたします。もし、適用後に挙動がおかしいと感じたら、真っ先にこれらのパッチを疑ってみてください。