【マザボ/CPU】 Windows7にネイティブで対応するH310Cマザーボードが登場か [Update 1: iGPUドライバはなし]
Coffee Lakeは公式にはWindows7に対応していませんが、Windows10用のChipset DriverはWindows7 / 8.1と互換性があるため、以前よりがんばれば普通にWindows7をインストールできるとの報告が出ていました。
そんな中、中国語圏でWindows7にネイティブで対応するマザーボード、H310C(H310 R2.0)が登場するとの話が出てきました。
おもしろい点として、これらH310CマザーボードのメモリはDDR4ではなくDDR3仕様となっています。過去の資産を流用したい人には良さそうですね。
しかし、気になる部分が2点。まずはWindowsUpdate。MicrosoftはKaby Lake以降のマシンでは、Windows7 / 8.1でWindowsUpdateを受けさせないという嫌がらせを行っています。これを回避する方法もありますが、それなりに面倒です。
次にiGPU。Coffee Lakeに対応したWindows7用のiGPUドライバは公開されておらず、Windows7ではどうがんばっても正常にiGPUを使用できませんでした。H310Cではちゃんと使用できるのかどうか気になります。
TOP画像の売り文句では完美支持(完全サポート)と謳われているので、是非ともこの辺も対処されていて欲しいところですね。
< Update 1: iGPUドライバはなし >
本件に関するPC Watchの報道によると、
Intel Management Engineや、チップセットの機能を認識させるINFファイル、オーディオおよびネットワークドライバに関しては、Windows 7対応のものが提供されるが、第8世代Coreプロセッサ内蔵グラフィックスのドライバについては提供されない。正常動作させるためには、別途Windows 7に対応したビデオカードを用意する必要があるとしている。 (Souece:PC Watch) |
iGPUドライバはない模様。さすがにこれでは『完全サポート』とは言いがたく、残念なところです。