【CPU】 Intel、2018年後半に登場するプロセッサではハードウェアレベルでCPUの脆弱性に対応と再度強調
(Source:Intel)
Intelは2018年後半に登場するXeon(Cascade Lake)および第8世代Coreプロセッサにて、Meltdown / Spectreへの対策をハードウェアレベルで強化することを発表しました。
基本的には2018年1月下旬に報じられたことを踏襲し、繰り返し強調した形となりますが、今回はより詳細な内容が伝えられました。
- Spectre Variant 1 (CVE-2017-5753)
- Spectre Variant 2 (CVE-2017-5715)およびMeltdown Variant 3 (CVE-2017-5754)
引き続きソフトウェアによる対応
アプリケーションとユーザ特権レベルの間に新たに『防護壁』を設けて、悪意のある動作から保護をする
後者について、これが完全な解決なのか緩和策なのか気になるところですが、その辺についてはどちらとも明言されていません。ただ、これが完全な解決であれ、緩和策であれ、Intelが公開した『防護壁』のイメージ動画をそのままに受け取るなら強力なものに見えます。
(1:01~、Englishが苦手でもイメージの掴みやすい映像となっています)
Intelは 「人々が弊社に期待する最高のパフォーマンスを提供することが重要です。それに加え、最高の安全性も提供することが弊社の目標です」 と述べており、今回、ハードウェアレベルで対応されることにより、パフォーマンスへの影響がより少ないものであることが期待されます。