【アプデ】 Windows10用KB4038788に深刻な不具合。Edgeの応答不能と、OS起動毎に5~10分の黒画面 [Update 3]
2017年9月13日に配信されたWindows10 Creators Update用パッチKB4038788に割と深刻な不具合が出ています。主に2点。
一部環境でMicrosoft Edgeの起動時に応答不能になったりする場合があります。Microsoft Edgeを終了して再起動するとこの問題が軽減しますが、完全に直ることはなく定期的に発生します。
現在のところお手上げ状態です。この症状が出たら修正されるまでKB4038788をアンインストールしておくか、Microsoft Edgeを窓から投げ捨てるしかありません。
< Update 2 >
Edgeの応答不能問題を修正するパッチKB4040724が配信されました。これを適用することでEdgeの不具合が解消します。
一部のOEM環境でOS起動時に5~10分間、ブラックスクリーン状態になります。5~10分のブラックスクリーンタイムが経過するとちゃんと表示されるようになりますが、再起動するたびに再発します。
この症状が出たら修正されるまでKB4038788をアンインストールしておくか、レジストリを直接いじって直す方法があります。以下、Microsoftが公開しているレジストリ編集による手動での修正方法です。
重要: この回避策は、レジストリキーの編集に慣れた上級ユーザーに推奨されます。レジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティングシステムの再インストールが必要になることがあります。この回避策を実行する場合は、以下の手順を正確に実行します。 ①タスクバーの検索ボックスをクリックし、『REGEDIT』と入力します。 [OK] をクリックします。
③レジストリエディタで、次のいずれかから始まるレジストリキー名のサブレジストリキーを選択します。
例:
④レジストリエディタのメニューから [編集] を選択し、 [削除] を選択します。 |
< Update 1 >
ブラックスクリーン問題を修正するパッチKB4043292が公開されました。WindowsUpdateには配信されないため、手動でダウンロードして適用する必要があります。ダウンロードは下記のリンクからどうぞ。64bit版と32bit版、間違わないようお気をつけくださいませ。
Microsoft Updateカタログ
KB4043292
< Update 3 >
使用PCがSurfaceの場合、上記のKB4043292をインストールしてもブラックスクリーン問題は解決しないようです。詳細は下記の記事をご覧くださいませ。
【アプデ】 OS起動時、Surfaceがブラックスクリーンになる問題を修正したKB4049370が公開