【CPU】 Kaby LakeのiGPUをWindows7で使用する方法
Kaby LakeのiGPUは正式にはWindows10でしかサポートされておらず、Windows7で使用するにはマザーボードメーカーが公開しているVGAベータドライバが必要でした。
しかし、ベータドライバを使う以外にもIntel公式ドライバを書き換えて使う方法なんてのもありましたのでご紹介。
まず、Intelで公開されている↓のドライバをダウンロードします。
Windows7 / 8.1 / 10 64bit用(32bit用や最新版はこちらから検索してください)
https://downloadmirror.intel.com/26836/eng/win64_154519.4678.zip
ファイルを解凍して『Graphics』フォルダ内の『igdlh64.inf』をメモ帳やテキストエディタで開きます。開いたらとりあえずそのまま放置しておいてください。
次にデバイスマネージャを開いて、『ディスプレイアダプター』 ⇒ 『標準 VGA グラフィック アダプター』 ⇒ 『詳細』 ⇒ 『ハードウェア ID』を見ます。
ここで表示された番号を覚えておいてください。↑この例では『5916』と表示されています。 (備考:7700Kは『5912』です)
先ほど開いた『igdlh64.inf』を『5916』で検索します。
検索で引っかかった『%iKBLULTGT2% = iKBLD_w10, PCI\VEN_8086&DEV_5916』をコピーして、
上の方にある『Windows 7 Install - DT Only』セクションに貼り付けます。
貼り付けたら『iKBLD_w10』を『iSKLD_w7』に書き換えます。
書き換えたらこのinfファイルを上書き保存します。あとは『Setup.exe』を実行すれば、
Windows7環境でもドライバのインストールができて、iGPUが使用できます。お疲れ様でした。
Windows8.1についてはわかりませんが、同様に『Windows 8 Install - DT Only』セクションに『%iKBLULTGT2% = iKBLD_w10, PCI\VEN_8086&DEV_5916』を貼り付けて、『iKBLD_w10』を『iSKLD_w8』にすることで偽装できるかと思われます。できなかったらごめんなさい。
関連記事
【CPU】 Kaby Lake環境にWindows7 / 8.1のインストールぷちまとめ
【アプデ】 『最新CPUでWindows Updateお断り機能』をお断りする方法がさっそく見つかる