【CPU】 Kaby Lake i7 7700K、殻割&液体金属化での温度比較が公開。中のグリスはSkylakeのころと何か違いはあるのか
(Source:Intel Core i7-7700K Kaby Lake Delidding Analysis – Does it Make a Difference?)
Kaby Lake i7 7700Kの殻割&液体金属化での温度比較が公開されました。グリスバーガーと液体金属化でどれくらいの変化があるのか、そして中のグリスはSkylake i7 6700Kのころと何か違いはあるのか、サクッと結果をどうぞ。
7700Kと6700Kで色々と環境が異なるため、グリスバーガーと液体金属の温度差のみにご注目くださいませ。
まずは7700Kから。ストレステストにはAIDA64が使われており、簡易水冷での冷却になります。
グリスバーガーと比較すると、4.5GHzで18度差、5GHzで19度差が生じたようです。
次に6700Kですが、こちらはストレステストにPrime95が使われており、空冷となります。
(Source:【番外編】Core i7-6700Kの殻割りでTIMを確認し殻割りの意義をチェックする)
4.6GHzで20度差が生じたようです。
片や水冷、片や空冷、使っているソフトも使っている液体金属も電圧も違うため、正確性は保証できませんが、液体金属化で生じる温度差はKaby LakeもSkylakeも大体同じくらいなんじゃないでしょうか。
つまるところ、Kaby Lakeに使用されている中のグリスは、Skylakeのころと何も変わらないようです。