【Linux奮闘記】 debian8.5KDEでスタートメニューの表示を早くする方法
この記事はdebian8.5KDEでスタートメニューをWindowsでいうところの「Classic Shell」なスタイルに変更して、尚且つスタートメニュー内でマウスカーソルをホバーした際に、
↑赤枠の部分が表示されるまでの時間を最速にしたい人向けの内容になります。
上記のようなスタートメニューへの変更方法は、スタートボタンで右クリックを押せばメニューが出てくるので「従来のメニューに切り替え」を選択するとクラシックなスタイルになります。
それではまずはGUIでの設定から。
スタートメニューの「設定」⇒「KDEシステム設定」を選んで
「Desktop Effects」を選択。ここの設定で
「No effect」「即時」に設定して適用。
お次に、また「KDEシステム設定」に戻って
「アプリケーションの外観」を選択して、
「ウィジェットのスタイル」を「GTK+ スタイル」に変更して適用。GUI設定は以上です。
お次はWindows上でもLinux上でもいいので、下記の文字列をテキストエディタにコピペして、
gtk-menu-popup-delay = 0
gtk-menu-popdown-delay = 0
gtk-menu-bar-popup-delay = 0
gtk-enable-animations = 0
gtk-timeout-expand = 10
「gtkrc」という名前で保存。Windowsで編集される方は拡張子無し(「.txt」は削除)です。このファイルを「/etc/gtk-2.0」内にぶちこんで再起動すれば完了です。
ぶちこむ際、root権限がないとコピペできないので、デスクトップ上で適当に右クリックして「コマンドを実行」
kdesu dolphin
と入力してエンターを押して、パスワードを入力してエンターを押せばroot権限でファイルマネージャが立ち上がります。このファイルマネージャからならコピペができます。お疲れ様でした。
余談ですが、この「gtkrc」のぶちこみによる表示の高速化は他のディストリでも使える場合があります。