【SSD】 3D TLC NAND採用、Crucial MX300「CT750MX300SSD1」の大きなファイルの書き込み速度はどんなもんなのか
↑Crucial MX300「CT750MX300SSD1」の中身です。Micron製が使われている模様。で、TLCというと前回や前々回の記事にも書きましたが、大きなファイルの書き込み速度が遅く、機種によってはHDDにすら負ける始末。
3D TLC NANDはどうなのか。安心と信頼のHD Tune Proによるベンチマーク結果がこちら。例により注目点はグラフとAverageです。
<Crucial MX300 CT750MX300SSD1>
ええやん…
初動が高速でその後下がるのはTLC特有ですが、Average291MB/sなら大きなファイルの書き込みもご満足いただけるかと。
参考までにMLCのTOSHIBA CSSD-S6T256NHG5QとSandisk Extreme PRO SDSSDXPS-240G-J2はこんな感じ。
<TOSHIBA CSSD-S6T256NHG5Q>
<Sandisk Extreme PRO SDSSDXPS-480G-J25>
ExtremeProにはまだまだ及びませんが、HG5Qには迫っております。3D TLC NANDがんばった。
寿命は実際にどれほど持つかはわかりませんが、Crucialによると
TBWは最大220TBで3年保証とのこと。
先日発売したばかりで、個人レビューもまだ全然見かけませんが、これらのデータを見る限りでは容量、書き込み速度、価格とバランスが取れているように思えます。
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