【Win7】 イベントトレースとwfpdiag.etlのログを停止して運用するとどうなるの
前回のあらすじ。パフォーマンスモニタのスタートアップイベントトレースを全無効する方法と、wfpdiag.etlへのログ記録を停止する方法。
実際にログ取りを停止して運用したらどうなるのか、どういった弊害が出てくるのか、記事を書いた日から運用して、かれこれ2ヶ月ちょいが経ちました。
おもしろおかしい変な挙動が発生することもなく、至って平常運転しております。終了。
うん、まぁ、そりゃね、ログを止めただけですしね、うん…
スタートアップイベントトレースの全無効で、イベントビューアーが無事死亡するのは前にも書いた通りですが、それ以外の部分で何か問題が出てくるといったことはありませんでした。
ただ、たまたまログ取り停止の逆鱗に触れない使い方だった、という可能性は十分にあります。前回からの繰り返しになりますが、変更をオススメするものではありません。
ログ取りを停止する実用的なメリットなんてものはまったくありませんが、あえてメリットとデメリットをまとめます。
<メリット>
・自分にとって不要な動作が停止出来て「やってやったぜ感」を得られる。
・CPUからストレージまで色々と遅い10年以上前のPCだと、もしかしたら微妙にパフォーマンスアップ(というか不意な引っかかりが減ったり)があるかもしれない。 (Ivyマシンでは体感ゼロです)
・書き込みが減ってSSDの寿命が1秒だか1分だか10分だか1時間だか延びる可能性が無きにしも非ずなものの、検証と証明をするためには人類の寿命はあまりにも短すぎた。
<デメリット>
・イベントビューアーが無事死亡。
・何かしらのOSログを見たくなったときに見ることが出来なくなる。
・もしかしたらどこかで影響が出てくるかもしれず、何かあった際に自分でなんとか出来ないなら不安材料にしかならない。
結論、イベントトレースとwfpdiag.etlのログ取り停止は、改造好きっ子による「OS遊び」以上でも以下でもないと思います。
wfpdiag.etlの停止は大量のディスクI/Oが生成されなくなるそうで、サーバ運用者にはメリットがあるかもしれませんが…個人の使用では何も体感出来ませんでした。