Microsoft、個人向けWindows10 ESUの価格を発表。1年間30ドル
Microsoftは、個人・一般消費者向けのWindows10 ESUの価格を発表しました。
Windows10は、Enterprise LTSC / LTSBとIoT Enterprise LTSC / LTSBを除き、HomeやProといったほかのすべてのエディションは2025年10月14日(現地時間、日本時間で2025年10月15日AM2時)にサポート終了となります。この日のWindows Updateを最後に、以降はセキュリティ更新プログラムが提供されなくなります。つまり、サポート終了以降は脆弱性が見つかっても修正されません。
しかし、Microsoftは、延長サポートとなるESU (Extended Security Updates)という有料サポートを用意しています。このESUに加入することで、サポート終了日以降も引き続きセキュリティ更新プログラムが提供されます。
Microsoftによると、個人・一般消費者向けのWindows10 ESUは1年間30ドルとのこと。Microsoftは以下のように述べています。
今年4月、あらゆる規模の企業・組織向けにESUに関する情報を発表しました。そして今回、一般消費者向けのESUが1年間30ドルで利用できるようになることをお知らせいたします。ESUへの登録は、2025年のサポート終了が近づくと可能になります。 |
企業・組織向けのESUは2024年4月にすでに発表されており、最大3年間提供されます。しかし、今回発表された個人・一般消費者向けのESUに関しては「1年間30ドル」とだけ述べており、2年目や3年目については言及されていません。つまるところ、個人・一般消費者向けESUは1年限定になる可能性が高そうです。
なお、企業・組織向けESUは料金形態が異なります。企業・組織向けESUを検討されている方はこちらのページをご覧ください。