【Windows11】 WindowsUpdate 2024年12月 不具合情報 - セキュリティ更新プログラム KB5048685 / KB5048667

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2024年12月11日にWindowsUpdateに配信されたWindows11 23H2用セキュリティ更新プログラムKB5048685、Windows 24H2用KB5048667の不具合情報およびその回避策・解決策です。

更新履歴
初版。

Windows11 23H2用セキュリティ更新プログラム: KB5048685

基本情報

KB5048685はWindows11 バージョン23H2用のセキュリティアップデートを含む累積更新プログラムです。この更新プログラムを適用することで脆弱性が修正されます。

▼更新プログラムのハイライト・修正された脆弱性や不具合

  • Windowsの脆弱性を修正
  • KB5048685には、2024年11月22日に配信されたプレビューリリースKB5046732の内容が含まれています

不具合情報

KB5048685には以下の既知の不具合があります。

既知の不具合
不具合概要回避策

日本時間で2024年10月9日にリリースされたWindows11 23H2 / 22H2用セキュリティ更新プログラムKB5044285以降をインストールすると、OpenSSH SSH Serverサービス(sshd サービス)の起動に失敗し、SSH接続ができなくなる場合があります。

詳細は以下の記事参照。
Microsoft、OpenSSHが起動しない不具合をやっと認める。Windows11 23H2 / 22H2で発生

この不具合が発生した場合の対処方法・回避策として、以下の手順を行うようMicrosoftは案内しています。

  1. PowerShellを管理者として実行してください。
  2. C:\ProgramData\ssh』と『C:\ProgramData\ssh\logs』の権限を更新してください。SYSTEMとAdministratorsグループにフルコントロールを許可し、Authenticated Usersには読み取りアクセスを許可してください。必要に応じて権限文字列を変更することで、特定のユーザまたはグループへの読み取りアクセスを制限できます。以下のコマンドを使用して権限を更新してください。
    $directoryPath = "C:\ProgramData\ssh" $acl = Get-Acl -Path $directoryPath $sddlString = "O:BAD:PAI(A;OICI;FA;;;SY)(A;OICI;FA;;;BA)(A;OICI;0x1200a9;;;AU)" $securityDescriptor = New-Object System.Security.AccessControl.RawSecurityDescriptor $sddlString $acl.SetSecurityDescriptorSddlForm($securityDescriptor.GetSddlForm("All")) Set-Acl -Path $directoryPath -AclObject $acl
  3. 同様に『C:\ProgramData\ssh\logs』に対しても上記手順を行ってください。

現在、Microsoftは本不具合の調査および解決に取り組んでいるとのことです。

Windows11 24H2用セキュリティ更新プログラム: KB5048667

基本情報

KB5048667はWindows11 バージョン24H2用のセキュリティアップデートを含む累積更新プログラムです。この更新プログラムを適用することで脆弱性が修正されます。

▼更新プログラムのハイライト・修正された脆弱性や不具合

  • Windowsの脆弱性を修正
  • プリンター、スキャナー、FAX、モデム、ネットワーク機器など、eSCL (eScanner Communication Language)スキャンプロトコルをサポートするUSB接続のデバイス・周辺機器が検出されない不具合を修正
  • KB5048667には、2024年11月22日に配信されたプレビューリリースKB5046740の内容が含まれています

不具合情報

KB5048667には以下の既知の不具合があります。

既知の不具合
不具合概要回避策

管理者権限を持たないユーザーは『設定』 → 『時刻と言語』 → 『日付と時刻』から『タイムゾーン』を変更できません。

管理者権限を持つユーザーはこの不具合の影響を受けません。

なお、この不具合は更新プログラム固有の不具合ではなくWindows11 24H2 OS自体の不具合です。

詳細は以下の記事参照。
Microsoft、Windows11 24H2に新たな既知の不具合を追加。タイムゾーンを変更できない。対処方法・回避策あり

この不具合はWindows11の『設定』画面にのみ影響します。旧式の『日付と時刻』画面は影響を受けません。

[Windows] + [R]キーを押して『ファイル名を指定して実行』を開き、『timedate.cpl』と入力してエンターキーを押し、旧式の『日付と時刻』から『タイムゾーンの変更』を選択すれば変更できます。

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