GeForce RTX 5000シリーズ、そこまで高価にならない？意見が分かれる

2024年10月14日GeForce

GeForce RTX 5000シリーズが、そこまで高価にならないという話が出てきました。

前置き: GeForce RTX 5000シリーズとは

GeForce RTX 5000シリーズとは、NVIDIAのBlackwell GPUを採用したコンシューマー向け(PCゲーム向け)次世代グラフィックボード(グラボ)。

2025年初頭・CES 2025あたりでの発表が囁かれており、現行製品であるGeForce RTX 4000シリーズの後継製品として、より高性能になることが期待されています。

NVIDIAはまだ正式にGeForce RTX 5000シリーズの存在を発表しておらず、現在はそのスペックや希望小売価格などについて、さまざまなリーク情報が飛び交っています。

事の発端: 希望小売価格について

事の発端はYouTubeチャンネルのMoore’s Law is Dead。Moore’s Law is Deadは2024年10月9日に、NVIDIAに近しい情報筋から得られた話として、GeForce RTX 5000シリーズの希望小売価格は以下の価格帯が検討されていると報じました。(参考までに、GeForce RTX 4000シリーズの発売時の価格も記しています)

• RTX 5090 32GB: 1,999～2,499ドル
• RTX 4090 24GB: 1,599ドル (税込298,000円)
• RTX 5080 16GB: 1,199～1,499ドル
• RTX 4080 16GB: 1,199ドル (税込219,800円)
• RTX 5070 12GB: 599～699ドル
• RTX 4070 12GB: 599ドル (税込99,800円)

ただし、これはまだ検討段階のため、今後変更される可能性があることも付け加えています。

もし、GeForce RTX 5090の希望小売価格が最低価格の1,999ドルであれば、日本円にして40万円前後、最高価格の2,499ドルであれば50万円前後になることが懸念されていました。

kopite7kimi氏が真っ向から反論

Moore’s Law is Deadの主張に対して、ハードウェアリーカーのkopite7kimi氏が真っ向から反論しました。kopite7kimi氏はX (旧Twitter)にて以下のように述べています。

kopite7kimi氏は、Moore’s Law is Deadの主張をフェイクとした上で、GeForce RTX 5090がGeForce RTX 4090 (1,599ドル)から大幅に値上げされることはないとの考えを述べています。

Moore’s Law is Deadとkopite7kimi氏、どちらが正しいのかは定かではありません。願わくば、kopite7kimi氏の情報が正しく、消費者に優しい価格設定であってほしいところです。

(ただ、どっちの主張も、GeForce RTX 4000シリーズより値上げされるという点では一致しているのが悲しいところです)