Wordファイルが保存されずに削除される不具合。対処方法あり
Microsoftは、Wordにおいて、ファイルが保存されずに削除されてしまう不具合が発生していることを発表しました。
不具合概要
Word バージョン2409において、ファイルを編集して保存せずにWordを閉じると、保存するかどうかの確認ダイアログが表示されますが、このダイアログで保存するとファイルが削除される場合があります。
この不具合は、ローカルに保存されているWordファイルで、ファイル名に『#』が含まれているか、拡張性が大文字(.DOCX、.RTF)になっている場合に発生します。
対処方法
この不具合の対処方法はいくつかあります。不具合が修正されるまでの間、以下のいずれかの対処方法をご検討ください。
- 削除されたファイルは『ごみ箱』にありますので、そこから取り出してください
- ファイル編集後はWordを閉じず、手動でファイルを保存してからWordを閉じてください
- Microsoftによると、Word右上の『x』ボタンを押してWordを閉じた際に表示されるダイアログで保存した場合にのみ、この不具合が発生するとのこと。Wordを閉じる前に手動で保存した場合、この不具合を回避できます
- 可能であればファイル名に『#』を使わない、大文字の拡張子を使用しない
現在、Microsoftは、本不具合の調査を行っているとのことです。