Windows11の再起動に失敗する不具合。再起動を繰り返したり、ブルースクリーンエラーが表示されるなど。KB5043145に起因
2024年9月27日にWindowsUpdateに配信されたWindows11 バージョン23H2用更新プログラムKB5043145をインストールしようとすると、一部環境において再起動に失敗する不具合が発生しています。
不具合概要
2024年9月27日に配信されたWindows11 バージョン23H2用プレビューリリース更新プログラムKB5043145をインストールしようとすると、一部環境において以下のような不具合が発生するとの報告が出ています。
- PCが何度も再起動を繰り返す
- その後、自動修復が表示されたり、場合によってはBitLocker回復画面が表示される場合があります
- ブルースクリーンエラー(BSoD)が表示されてPCが応答しなくなる
- グリーンスクリーンエラー(BSoDの緑色版)が表示されてPCが応答しなくなる
再起動に失敗するものの、その後の自動修復で起動するようになるのか、それとも永久に失敗し続けて完全に起動しなくなるのか、そこが気になるところですが、Microsoftからはその辺についての言及はありません。
対処方法・回避策
Microsoftは本不具合の対処方法や回避策を公開していません。また、現在、Microsoftは本不具合を調査しており、詳細な原因は判明していません。
ユーザー側として取れる行動は、KB5043145をまだインストールされていない方はインストールしないことです。すでにインストール済みの方は、どんな不具合が内包されているかわからないため、念のためにアンインストールしておいた方が良いかもしれません。