GeForce RTX 5090もRTX 5080も補助電源コネクタは12V-2x6が1つ。その他スペックもリーク

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GeForce RTX 5090もRTX 5080の補助電源コネクタは12V-2x6が1つとなる模様です。また、その他のスペック・仕様に関しても報じられました。台湾メディアのBenchLifeが報じました。

BenchLifeの報道

BenchLife

GeForce RTX 5090とGeForce RTX 5080のプロジェクトが正式に始動し、さまざまなAICパートナー(グラボメーカー)が開発を開始した。先日、kopite7kimi氏がこれらのグラボのスペックをリークしたが、私たちが受け取ったスペックとも一致していた。

両グラボのスペックは以下のとおりだ。

▼GeForce RTX 5090

  • PCB: PG144/145-SKU30
  • GPU: GB202-300-A1
  • CUDA: 21760
  • VRAM: 32GB GDDR7 512bit
  • 消費電力: 600W

▼GeForce RTX 5080

  • PCB: PG144/147-SKU45
  • GPU: GB203-400-A1
  • CUDA: 10752
  • VRAM: 16GB GDDR7 256bit
  • 消費電力: 400W

私たちが得た追加情報としては、GeForce RTX 5090はPCIe 5.0仕様となり、14層PCBを採用し、UHBR20対応のDisplayPort 2.1aを備えるとされている。

特に問題がなければGeForce RTX 5090もGeForce RTX 5080も2025年のCES 2025あたりで正式に発表される。もしかしたら、同時にノートPC向けのLaptop GPUも披露されるかもしれない。

なお、GeForce RTX 5090もGeForce RTX 5080も補助電源コネクタは12V-2x6が1つだけだ。最近、一部のメディアが「GeForce RTX 5090は2つの12V-2x6コネクタを備える可能性がある」と報じていたがそれは誤りだ。

GeForce RTX 5090のその他仕様まとめ

BenchLifeによるGeForce RTX 5090の新たな情報をまとめると以下。

  • PCIe 5.0
  • 14層PCB
  • UHBR20対応DisplayPort 2.1a
  • 補助電源は12V-2x6 x1

GeForce RTX 4000シリーズはPCIe 4.0に留まっていましたが、GeForce RTX 5000シリーズではついにPCIe 5.0となる模様です。

GeForce RTX 5090に2つの12V-2x6コネクタってどこ情報?

「GeForce RTX 5090は2つの12V-2x6コネクタを備える可能性がある」という報道の一次ソースは、海外メディアTweakTownのKosta Andreadis氏による、「MSIの1600Wと1250W電源には2つの12V-2x6コネクタがある。だからGeForce RTX 5090も12V-2x6コネクタが2つになる可能性がある」という妄想記事。この記事をもとに、国内外の一部のメディアがその内容を報じました。(当サイトは報じていません)

今回、BenchLifeはこの報道をはっきりと否定しました。

エンスージアスト向けオーバークロックモデルや液体窒素を使ったOC競技向けのグラボに関しては、12V-2x6コネクタが複数搭載されたものが登場する可能性はあるでしょう。(実際、一部のGeForce RTX 4090 OCモデルは16ピン(12VHPWR) x2を採用しています) しかし、BenchLifeによると、GeForce RTX 5090の基本仕様はあくまでも12V-2x6 x1とのことです。

Blackwell

Posted by にっち