GeForce RTX 5090もRTX 5080も補助電源コネクタは12V-2x6が1つ。その他スペックもリーク
GeForce RTX 5090もRTX 5080の補助電源コネクタは12V-2x6が1つとなる模様です。また、その他のスペック・仕様に関しても報じられました。台湾メディアのBenchLifeが報じました。
BenchLifeの報道
GeForce RTX 5090とGeForce RTX 5080のプロジェクトが正式に始動し、さまざまなAICパートナー(グラボメーカー)が開発を開始した。先日、kopite7kimi氏がこれらのグラボのスペックをリークしたが、私たちが受け取ったスペックとも一致していた。 両グラボのスペックは以下のとおりだ。 ▼GeForce RTX 5090
▼GeForce RTX 5080
私たちが得た追加情報としては、GeForce RTX 5090はPCIe 5.0仕様となり、14層PCBを採用し、UHBR20対応のDisplayPort 2.1aを備えるとされている。 特に問題がなければGeForce RTX 5090もGeForce RTX 5080も2025年のCES 2025あたりで正式に発表される。もしかしたら、同時にノートPC向けのLaptop GPUも披露されるかもしれない。 なお、GeForce RTX 5090もGeForce RTX 5080も補助電源コネクタは12V-2x6が1つだけだ。最近、一部のメディアが「GeForce RTX 5090は2つの12V-2x6コネクタを備える可能性がある」と報じていたがそれは誤りだ。 |
GeForce RTX 5090のその他仕様まとめ
BenchLifeによるGeForce RTX 5090の新たな情報をまとめると以下。
- PCIe 5.0
- 14層PCB
- UHBR20対応DisplayPort 2.1a
- 補助電源は12V-2x6 x1
GeForce RTX 4000シリーズはPCIe 4.0に留まっていましたが、GeForce RTX 5000シリーズではついにPCIe 5.0となる模様です。
GeForce RTX 5090に2つの12V-2x6コネクタってどこ情報?
「GeForce RTX 5090は2つの12V-2x6コネクタを備える可能性がある」という報道の一次ソースは、海外メディアTweakTownのKosta Andreadis氏による、「MSIの1600Wと1250W電源には2つの12V-2x6コネクタがある。だからGeForce RTX 5090も12V-2x6コネクタが2つになる可能性がある」という妄想記事。この記事をもとに、国内外の一部のメディアがその内容を報じました。(当サイトは報じていません)
今回、BenchLifeはこの報道をはっきりと否定しました。
エンスージアスト向けオーバークロックモデルや液体窒素を使ったOC競技向けのグラボに関しては、12V-2x6コネクタが複数搭載されたものが登場する可能性はあるでしょう。(実際、一部のGeForce RTX 4090 OCモデルは16ピン(12VHPWR) x2を採用しています) しかし、BenchLifeによると、GeForce RTX 5090の基本仕様はあくまでも12V-2x6 x1とのことです。