Microsoft、Windows11のスクリーンキーボードを改善。コントローラーで使用可能に。まずはInsider Previewにて
Microsoftは、Windows11のスクリーンキーボードに改善を加えたことを発表しました。
これまで、Windows11でスクリーンキーボードを操作するには、マウスカーソルやタッチスクリーンなどで入力操作をする必要がありました。
しかし、Windows11 Insider Preview Betaチャネル Build 22635.4145にて、Xboxコントローラーを使用してキーの移動および入力ができるようになりました。
左上の歯車アイコンからキーボードレイアウト(Keyboard layout)をゲームパッド(Gamepad)に選択することで、Xboxコントローラーで文字入力が行えます。
文字の選択はスティックできます。また、デフォルトの設定では、BS (Back Space)キーが『X』ボタン、スペースが『Y』ボタン、エンターが『メニュー』ボタン、SHIFTキーが『左スティック』ボタン、数字と特殊記号が『右トリガー』ボタンに配置されています。このほか『RB』『LB』ボタンで素早くカーソルを動かすこともできます。
この改善は段階的にロールアウトされており、まだすべてのWindows11 Insider Preview Betaチャネル環境では利用できません。
なお、この改善はあくまでもInsider Preview版での実装のため、通常版のWindows11にも実装されるかどうかは定かではありません。しかし、特に問題がなければ通常版への実装が期待されます。