スタートメニューのアカウントマネージャー、少しだけマシになる。Windows11 Insider Previewで実装
Windows11のスタートメニュー左下にある『アカウントマネージャー』が少しだけマシになりました。
前置き
2024年5月中頃まではWindows11のスタートメニュー左下にある『アカウントマネージャー』(アカウント名)を開くと、以下のような表示がされていました。
『アカウント設定の変更』『ロック』『サインアウト』の3つがあり、非常にシンプルでわかりやすいメニューでした。
しかし、2024年5月末に配信されたプレビューリリースにて、この『アカウントマネージャー』が改悪されて以下のような表示になりました。
『アカウントマネージャー』にはMicrosoft 365のサブスクリプション情報(広告)や、OneDriveの残りの容量などが表示されるようになり、『サインアウト』は三点リーダー『・・・』に隠されました。『サインアウト』をするためにはワンクッション増えて、いちいちサブメニューを開かなくてはいけなくなりました。また、『ロック』『アカウント設定の変更』は表示すらされなくなりました。
Windows11 Insider Previewで少しだけマシになる
2024年8月30日(現地時間)にリリースされたWindows11 Insider Preview Betaチャネル Build 22635.4145 KB5041881にて、このアカウントマネージャーに以下の変更が加えられました。
これまで『サインアウト』をするにはいちいち三点リーダー『・・・』を押さなくてはいけなかったのが、そこから出てきてワンクッションが不要になりました。
では、『・・・』の中には何があるかと申しますと、
別のアカウントがあり、ここからアカウントを切り替えられるようになりました。
改悪後から、少しだけマシになりました。ただ、依然としてMicrosoft 365のサブスクリプション情報(広告)や、OneDriveの残りの容量は引き続き表示されたままです。
この変更はあくまでもInsider Preview版での実装のため、通常版のWindows11にも実装されるかは定かではありません。しかし、これまでMicrosoftはアカウントマネージャーに関する変更をすべて通常版にも実装してきたため、おそらくはこのまま通常版にも実装されるでしょう。
2024/9/28追記
2024年9月27日に公開されたプレビューリリースKB5043145にて、上記改善が実装されました。