NVIDIA、Blackwellの出荷に3か月以上の遅れか。設計上の欠陥が見つかったため

チップとサーバーハードウェアの製造に携わる2人の関係者によると、NVIDIAのAI向け次世代チップ(Blackwell)に設計上の欠陥が見つかったため、3か月以上遅れる可能性があるという。この問題は、MicrosoftやGoogle、Metaなど、合計で数百億ドル相当のチップを発注している顧客に影響を及ぼす可能性がある。

Microsoftの従業員と、直接情報を知る別の人物によると、NVIDIAは今週、最大の顧客であるMicrosoftと、別の大手クラウドプロバイダーにBlackwellシリーズの遅延について伝えたという。

この遅延は、大規模な出荷が2025年第1四半期まで見込まれないことを意味する。遅延についてNVIDIAに問い合わせたところ、直接的な回答をしなかったが「年内に生産が拡大する」と述べた。