中国国産、NPU搭載CPU『此芯 P1 CP8180』が登場。しかし何か変だぞ?
NPUを搭載した中国国産CPU『此芯 P1 CP8180』が登場しました。中国語圏メディアのIT之家が報じました。
此芯科技(CIX Technology)から、中国国産プロセッサー『此芯 P1 CP8180』が正式に発表された。 此芯科技によると、このプロセッサーは15か月の研究開発、4か月の製造、3か月のテストを経て作られたという。 主なスペックは、6nmプロセスノード、ARMアーキテクチャをベースにした12コア(8基のパフォーマンスコア+4基のエネルギー効率コア(8P4E))、最大動作クロック3.2GHz、10コアのiGPU内蔵、最大64GBのLPDDR5-6400に対応、NPU搭載。 NPUのAI性能は45TOPSとされており、Windows11のCopilot+ PC要件を満たしている。 此芯科技は今回の発表で『此芯 P1 P8180』が本格的に量産に入ることを明らかにした。 [Source: IT之家] |
NPU性能は高めですが、CPU性能については明らかにされていません。はたしてどれほどの性能なのでしょうか。
そして突っ込まざるを得ないのがCPUの画像。ヒートスプレッダの上になぜかチップコンデンサーが敷き詰められています。
いやいやいや、この構造はおかしいでしょう。
おそらくですが、これはAIで生成した画像かと思われます。AIでCPUの画像を生成すると、なぜか中央にチップコンデンサーがついたものがよく出来上がります。Microsoft Designerで生成したCPU画像が以下。
もし、『此芯 P1 P8180』の画像がAI生成でないとしたら、こんな構造でちゃんと冷却できるのか非常に気になるところです。(十中八九AI生成でしょうが)