QS版Arrow Lake-S / Core Ultra 9 285K相当のベンチマーク結果。Cinebench R23やGeekbenchスコアがリーク
QS版Arrow Lake-Sのベンチマーク結果がリークされました。
ベンチマーク結果をリークしたのはハードウェアリーカーのJaykihn氏。QS版Arrow Lake-Sのスペックは8P-Core + 16E-Coreで、Core Ultra 9 285K相当とされています。TDPは250Wに設定して測定されましたが、動作クロックは不明です。そのリザルトが以下。
QS版Arrow Lake-SのCinebench R23マルチスコアは43118ポイント。Core i9-14900Kから約17.5%マルチ性能が向上しているとされています。
Geekbench 5においてもマルチは約14.5%向上しています。ただ、シングルはどちらもほとんど変わりなく、0.9%の向上に留まっており、このシングル性能に対してこのマルチ性能は違和感を覚えます。考えられる要因としては、P-Core性能はあまり変わりなく、E-Core性能が大幅に向上しているとかでしょうか。
QS版というと、一般的には最終製品に近いものとされていますが、Jaykihn氏によると上記のリザルトは「まだ暫定的なもののため、ここからさらに良くなっていきます。心配しないでください」とのこと。Jaykihn氏の話が本当なら、製品版では上記よりもさらに高い性能を期待できそうです。
Intel Core Ultra 200シリーズは、2024年9月にIntel Innovation 2024で発表されることが見込まれています。