Arrow Lake、Arrow Lake Refresh、Panther Lakeの情報がリーク。8P+32Eはキャンセル

CPU

Intel Core Ultra & Core

Arrow Lake、Arrow Lake Refresh、Panther Lakeの情報がリークされました。YouTubeチャンネルのMoore’s Law Is Deadが報じました。

Moore’s Law Is Dead - Intel CPU リーク情報 2024年7月版

今後のIntel CPUについてのアップデートを提供したい。Arrow Lake、Arrow Lake Refresh、Panther Lakeについて私が得た情報が以下だ。

Intel CPU リーク情報 2024年7月版

▼2024Q4(10~12月) Arrow Lake (ARL)

  • P-CoreのLion Coveは、Rapotor Lakeより15~25%のIPC向上が予測されている
  • Arrow LakeデスクトップCPUはRaptor Lake Refreshと比較してシングルスレッド性能が10~20%、マルチスレッド性能が20~35%向上すると予測されている
  • クロックや電圧カーブ、TDPなどはまだ確定していないため、最終的なパフォーマンスがどうなるかはまだ不透明だ
  • コア数は最大8P-Core + 16E-Coreとなる

▼2025H2(後半) Arrow Lake Refresh (ARL-R)

  • 2025年のIntelのデスクトップCPUはArrow Lake Refresh (ARL-R)となり、2025年後半の発売を予定している
  • Copilot+ PCのシステム要件を満たしたNPUを搭載
  • 当初、最大8P-Core + 32E-Coreを予定していたが、帯域幅の制限とコストの問題によりキャンセルとなった
  • Arrow Lake RefreshはArrow Lakeよりブーストクロックが高くなるが、大幅なシングル性能の向上は期待できない

▼2025Q4(10~12月) Panther Lake (PNL)

  • P-CoreにCougar Cove、E-CoreにDarkmontアーキテクチャを採用し、最大4P-Core + 8E-Core + 4LP E-Core構成となる
  • Cougar Coveは5~13%ほどIPCが向上すると予想されている
  • Lunar Lakeと同様に17~30WのモバイルPCを対象としている
  • Rentable Unitsやハイパースレッディングは利用できない
  • NPU性能は80~120TOPSが期待されているが最終的にどうなるかはまだわからない
[Source: Moore’s Law Is Dead]

Moore’s Law Is Deadの2023年10月時点のリークではArrow Lake Refreshは最大8P+32Eになるといわれていましたが、キャンセルとなった模様です。Arrow Lake RefreshもArrow Lakeと同様に最大8P+16Eに留まるようです。この情報が本当なら、コア数の増加を期待していた人には残念なお知らせですね。

なお、上記のリーク情報はあくまでも現時点でのものであり、今後、予定や仕様が変更される可能性があることはご留意ください。