Noctua NH-D15 G2シリーズが国内発売!名機NH-D15の後継。新たな最強クラスの空冷CPUクーラー
Noctuaは、同社製最新ハイエンド空冷CPUクーラー『NH-D15 G2シリーズ』の国内取り扱いを開始しました。
『Noctua NH-D15 G2シリーズ』は、最強クラスとして名高い空冷CPUクーラーの名機『NH-D15』の後継モデル。冷却ファンが最新の『NF-A14x25 G2』へとアップグレードされたほか、ヒートパイプが6本から8本へと増加しました。さらにヒートシンクの面積も20%以上増加。Noctuaによると簡易水冷にも匹敵する冷却性能を有するとされています。
発売されたのは以下の3モデル。
- NH-D15 G2 (Standard)
付属のAM5オフセットマウント(ベースプレートをCCD側にずらす)を使用してAMD AM5 CPUでの使用、または付属のNA-SW1ワッシャーや反り防止フレームを使用してILM圧力によるCPUの変形を抑えたIntel LGA1700 CPUで使用する場合、最も優れた冷却効果を得られます。 - NH-D15 G2 LBC (Low Base Convexity)
ベースプレートが緩やかな凸状態になっており、AM5オフセットマウントを使用したくない場合や、殻割りしたAM5 CPUに好適です。 - NH-D15 G2 HBC (High Base Convexity)
曲がってしまったLGA1700 CPUに合うよう、ベースプレートが凸状態になっています。LGA1700ソケットを通常使用する場合や、曲がってしまったLGA1700 CPUに好適です。
すべてのモデルでIntel LGA1851 / LGA1700 / AMD AM5 / AM4に対応していますが、各モデル、CPUの状態や取り付け方法を考慮したチューニングが施されています。上記説明を見ただけではいまいちピンとこないかもしれません。どのモデルがどのCPU向けか、一目でわかる図が以下。
また、Core i9-13900Kを例にした各モデルと前世代『NH-D15』との温度の違いは以下。
前世代より大幅に温度が低下しているのはもちろんのこと、CPUの状態にマッチしたモデルを選択することで、スタンダードモデルよりも温度が数度低くなります。逆にCPUの状態にマッチしていないモデルを選択してしまうと、温度が高くなります。汎用的に使いたい場合は、スタンダードモデルのNH-D15 G2を購入しておけば間違いはありません。
『NH-D15 G2シリーズ』は現在発売中。各店での税込販売価格は以下。(価格は2024年10月27日時点)