Arrow Lakeのシングル性能はCore i9-14900KSより20%高いと報じられるが、しかし
海外にて、Arrow Lakeのシングル性能はCore i9-14900KSより20%高いと報じられていますが、フェイクの可能性が高そうです。
海外メディアのWCCF TECHは、中国Baiduに投稿されたES版Arrow Lakeとされるスクリーンショットを引用して、以下のように報じています。
Intel Arrow LakeデスクトップCPUとされるCPU-ZベンチマークのスクリーンショットがBaiduのフォーラムメンバー贴吧用户_GUPJyVA氏によりリークされた。 CPUのSKUやコア数、クロックなどは不明だが、シングルスレッドは1143.2ポイントを記録している。このスコアは現在最速のCoe i9-14900KS (926~933ポイント)よりも20%高い。 [Source: WCCF TECH] |
このスクリーンショットが本物なら期待が高まりますが、別のBaiduフォーラムメンバーのeverlast氏は以下のように述べています。
デマを流すのはよくありません。Arrow LakeのESは開発状況に応じて以下の3種類があります。
Arrow LakeのES1を入手した友人に聞いたところ、最大ターボは4.36GHzでCPU-Zのスコアは740ほどだそうです。 スクリーンショットにはモデル名が記されていないため、ES1かES2のどちらかであるようですが、ES1もES2も高クロックでは動作しないため、100%疑わしい画像と言えます。 [Source: everlast] |
everlast氏はArrow LakeとされるCPU-Zのスクリーンショットをデマだと指摘しています。
もちろん、everlast氏の言っていることが間違っている可能性もありますが、いずれにしても、上記のスクリーンショットが本物か偽物かを確かめる術はないため、疑わしい画像として見ておくべきでしょう。