サードパーティ製のRecall機能『OpenRecall』が登場。NPU不要で動作
NPU不要で動作するサードパーティ製のRecall機能『OpenRecall』が登場しました。
Windows11のRecall AI機能はCopilot+ PCのシステム要件(40TOPS以上のNPUなど)を満たさないと使用できません。しかし、『OpenRecall』はNPU不要でRecallのように動作し、Windowsだけでなく、macOSやLinuxにも対応します。
OpenRecallは、以下の特徴が挙げられています。
▼OpenRecallを選ぶ理由
- 透明性
OpenRecallは100%オープンソースのため、潜在的なバックドアやプライバシーの侵害になりうるソースコードを監査することができます - クロスプラットフォーム
OpenRecallはWindows、macOS、Linuxで動作します - プライバシー重視
データはローカルに保存されます。セキュリティを強化するためにパスワードで暗号化するオプションがあります(近日実装予定) - ハードウェアの互換性
OpenRecallはさまざまなハードウェアで動作するよう設計されています
▼OpenRecallの特徴
- タイムトラベル
OpenRecallはシームレスに過去のアクティビティを検索できます - ローカルファーストAI
OpenRecallはローカルでのAI処理を行い、あなたのデータをプライバシーとセキュリティを保ちます - セマンティック検索
高度なローカルOCRにより、優れたセマンティック検索機能を提供します - ストレージ
データはローカルに保存されるため、管理とセキュリティを完全にコントロールできます
なお、2024年6月11日時点ではまだ暗号化オプションは実装されていないことには注意が必要です。OpenRecallは、GitHubにて公開されています。