一風変わったMSI GeForce RTX 4090 SUPRIM FUZION。簡易水冷とGPUクーラーが一体型。冷えるのか
MSIから一風変わったグラボ『GeForce RTX 4090 SUPRIM FUZION』が登場しました。そのグラボがこちら。
MSI GeForce RTX 4090 SUPRIM FUZION
このグラボ、パッ見では普通のデュアルファン仕様の空冷に見えますが、中には簡易水冷ユニットが内蔵されています。
よくある水冷タイプのグラボは、GPUクーラーとラジエーターが別々になっていますが、『GeForce RTX 4090 SUPRIM FUZION』はGPUクーラー、ラジエーター、ポンプが一体型となっています。
この構造により、従来の空冷製品と比較して15%パフォーマンスが向上したとされています。
簡易水冷とGPUクーラーが一体型のこのタイプ、実は登場するのは今回が初めてではありません。過去にAcerが同じタイプのGeForce RTX 4090を作りました。
Acer GeForce RTX 4090 Predator Orion X
しかし、その性能は惨憺たるもので、空冷より「熱い」「遅い」「うるさい」というひどいものでした。詳細は以下の記事をご覧ください。
MSIの『GeForce RTX 4090 SUPRIM FUZION』も簡易水冷とGPUクーラーが一体型となっていますが、Acerとは違ってパフォーマンスの向上が謳われています。実際にはどうなのか、非常に気になるところです。
『GeForce RTX 4090 SUPRIM FUZION』の動作クロックや発売日、価格など、詳細はまだ不明です。本体サイズは見たところ4.5スロット前後、実質5スロット消費といったところのようです。
『GeForce RTX 4090 SUPRIM FUZION』は、COMPUTEX 2024での発表・展示が予定されています。