KB5037768適用後、fpsが下がる、PCが重くなる不具合。一部Windows10環境で発生
一部環境において、2024年5月15日にWindowsUpdateに配信されたWindows10用セキュリティ更新プログラムKB5037768をインストールしてから、ゲームパフォーマンス(フレームレート / fps)が低下した、CPU負荷が高くなったとの不具合報告が出ています。
KB5037768をインストールしてからPCの性能が低下
ユーザーによる不具合報告
|
上記報告はRedditのWindows10スレッドに寄せられており、一部のユーザーがKB5037768をインストールしてからPCのパフォーマンス低下を訴えています。
なお、この不具合はあくまでも一部環境でのみ発生しているものであり、すべての環境で発生するものではありません。また、発生する詳細な条件等も明らかになっていません。今のところ報告数は非常に少なく、何らかのアプリ等の競合や環境依存の可能性が高いものと思われます。
対処方法・回避策
報告によると、KB5037768をアンインストールすることで直る模様です。上記のような不具合が発生してお困りの場合、一時的な対処方法としてKB5037768のアンインストールをお試しください。手順は以下。
1. 『スタートボタン』 → 『設定』 → 『更新とセキュリティ』 → 『更新の履歴を表示する』 → 『更新プログラムをアンインストールする』を選択。 2. 当該更新プログラムを右クリックして『アンインストール』を選択すればアンインストールされます。 3. アンインストール後は、更新プログラムが再び入ってこないように更新プログラムを一時停止しておきましょう。『Windows Update』の画面から、『更新を 7 日間一時停止』や、『詳細オプション』の『更新の一時停止』を選択。 |
なお、KB5037768はセキュリティアップデートのため、アンインストールすると脆弱性が未修正のままになることには注意が必要です。