Microsoft、Windows10上にFirefoxをディスってEdgeをすすめる広告を配信
MicrosoftはWindows10のスタートメニュー上にFirefoxをディスってMicrosoft Edgeをすすめる広告を配信し始めました。それがこちら。
FirefoxをディスってMicrosoft Edgeをすすめる広告
上記スクリーンショットを投稿したのは海外のRedditユーザーu/S_IV氏。スタートメニューに登場したアプリケーション名は『Still using Firefox? Microsoft Edge is here』。日本語訳すると『まだFirefoxを使っているのですか? Microsoft Edgeはここにあります』となり、Firefoxをディスりつつ自社製品のMicrosoft Edgeの宣伝をしています。MicrosoftはFirefoxユーザーをターゲットに上記の広告を配信している模様です。
このような広告はFirefoxを好きで使っている人からすれば、不快な気持ちになる人もいるでしょうに、ユーザーの気持ちを考えていないなんとも独善的な広告と言えるでしょう。
スタートメニューの広告を無効化する方法
Windows10上に配信される広告は無効化できないものもありますが、幸いにもスタートメニューに表示される広告については無効化する手段があります。
タスクバーのスタートボタンを右クリックして、『設定』 → 『個人用設定』 → 『スタート』と進んでいき、
『ときどきスタートメニューにおすすめのアプリを表示する』を『オフ』にすればスタートメニューの広告は無効化されます。
他社製ブラウザをディスるのは今回が初めてではない
これまでにもMicrosoftは、Windows10上でFirefoxを起動させると、
『MicrosoftのEdgeはFirefoxより安全です。21%多くマルウェアをブロックします』と書かれたポップアップを表示させたり、Windows10のInsiderバージョンではさらに酷く、ChromeやFirefoxなどの他社製ブラウザをインストールしようとすると、
『あなたは既にMicrosoft Edgeを持っています。これは安全で高速なWindows10用ブラウザです』と書かれた上記ポップアップが表示されてブラウザのインストールを阻害する機能の実験がされたりしていました。
他にもMicrosoftは多種多様な広告をOS上に配信しており、Windows10は着実に広告OSと化していっています。