Windows Update経由でWindows11の上書きインストール方法。注意点あり。特に非対応環境の人は要注意
Windows11では、Windows Update経由でOSの上書きインストール(修復インストールとも呼ばれる)ができます。本記事では、Windows Update経由でOSの上書きインストールを行う方法をご紹介いたします。
しかし、注意点もありますので、必ず最初の『注意点』をお読みください。
注意点
Windows Update経由で上書きインストールをする前に、以下の注意点をご確認ください。
▼Windows Update経由で上書きインストールの注意点
- Windowsの上書きインストールをすると、レジストリやサービス、タスクスケジューラ、OSのデフォルトアプリなど、Windowsに関する一部の設定が初期化されます。(これはWindows Update経由だけでなくISO等を使った上書きインストールでも初期化されます) もし、これらの設定を変更している方はお気をつけください。上書きインストール後、必要に応じて再設定を行ってください。特に変更していない場合は気にする必要はありません。なお、別途インストールしたサードパーティ製のアプリやデータ、設定が消える・初期化されるといったことはありませんのでご安心ください。
- Windows11非対応環境(システム要件を満たさない環境に無理矢理Windows11をインストールした環境)ではWindows Update経由での上書きインストールは行わないでください。Windows11のインストールに失敗し、Windows Updateに表示されたままになってしまいます。
そもそも上書きインストールって?
上書きインストールをご存知でない方向けに軽く説明いたしますと、文字通りに、Windows11のコンポーネントやファイルを上書きでインストールします。
例えば、Windows内部のファイルが壊れていたり、どこかWindowsの挙動がおかしくなっていた場合にこの上書きインストールが役に立ちます。正常なWindows11を上書きインストールすることでWindowsがクリーンな状態になり、正常な動作に戻ることが期待できます。
Windows Update時にエラーが表示されて更新プログラムのアップデートが上手くいかない場合にも効果があります。(詳細は『Windows Updateのエラーを簡単に修正する方法』をご覧ください)
Windows Update経由で上書きインストールをする方法
Windows Update経由で上書きインストールをする方法は非常に簡単です。手順は以下。
1.)
『設定』の『システム』 → 『回復』を開いてください。
2.)
『Windows Update で問題を解決する』の『今すぐインストール』を選択してください。
3.)
『コンポーネントとシステム ファイルを修復します』と書かれたウィンドウが表示されたら『OK』を選択してください。お好みで『インストールから 15分後に PC を自動的に再起動する』にチェックを入れてください。
4.)
あとはWindows UpdateにWindows11が降ってきますので、しばらく待っていれば完了します。