Microsoft、Edgeへの誘導を一部削除。Windows11およびWindows10にて
Microsoftは、Microsoft Edgeへの誘導を一部削除しました。
例えば、Windows11やWindows10で『.html』ファイルなどの既定のアプリを変更しようとすると、これまではMicrosoft Edgeだけに使用を促す一文が表示されていました。
Windows11には「Microsoft の新しいブラウザーでは、オンラインでできることが広がります。」と、Windows10には「Windows 10 で推奨」と記されています。
しかし、上記のような一文は、今では以下のように削除されています。
このほか、Microsoft Edgeからサードパーティ製の別のブラウザへと変更しようとした際に表示される、『ブラウザの変更を阻止しようとするポップアップ』も表示されなくなりました。
『ブラウザの変更を阻止しようとするポップアップ』も削除された
これらの変更はWindows11やWindows10を対象に、EUのデジタル市場法(Digital Market Act / DMA)に基づいて行われました。EUのデジタル市場法に基づいての変更ですが、EUだけでなくワールドワイドでの変更となっています。
なお、検索ボックス上のMicrosoft Edgeへの誘導や、Microsoft EdgeでGoogle Chromeをダウンロードした際に表示される誘導バナーなどは今も引き続き表示されています。