Epic Games、ハッキング被害で約200GBのデータ漏えいか。Epic Gamesは「現時点では証拠はない」と否定 [Update 1: 続報]
Epic Gamesがハッキング攻撃を受けたと報じられました。海外メディアのEurogamer.netが報じました。
更新履歴 [記事初公開日: 2024/2/29] ① 記事下部に続報を加筆。 [2024/3/7] [New] |
フォートナイトなどの開発で有名なEpic Gamesがハッキング攻撃を受け、約200GBのデータが窃取されたと報じられている。Cyber Dailyの報道によると、この攻撃はMogilevichと呼ばれるランサムウェアグループが行ったという。
ハッキングされたデータには、Eメール、パスワード、フルネーム、支払い情報、ソースコード、その他多くのデータが含まれているとされているが、これがEpic Gamesの従業員のものなのか、それともユーザーのものなのか、あるいはその両方を指しているのかはわからない。 BleepingComputerのLawrence Abramsによると、Mogilevichはデータを15,000ドルで販売しているが、購入者が資金証明を提示しない限りデータの証拠は示さないという。 本件について、Epic Gamesに問い合わせたところ、以下の回答を得られた。
Mogilevichにもコンタクトを取ってみたが、こちらは返事がない。 [Source: Eurogamer.net] |
現在のところ、データを窃取されたという証拠は見つかっていません。Mogilevichの嘘なのか、それともEpic Gamesが見つけられていないだけなのかは定かではありません。いずれにしても、万が一に備えてEpic Gamesのパスワードを変更しておいた方が良いかもしれません。
< Update 1: 続報 > [2024/3/7] [New]
Eurogamer.netが本件の続報を報じました。
Mogilevichは、Epic Gamesのサーバーに侵入したという主張が虚偽であることを認めた。Mogilevichによると、大手企業をハッキングするためのツールを持っているとハッカーに信じ込ませて、それを売りつける詐欺を目的にしていたという。 [Source: Eurogamer.net] |
Mogilevichは詐欺の一環としてEpic Gamesというビッグネームを利用した模様です。