GeForce RTX 3050 6GBのベンチマーク公開!8GBモデルとの比較やいかに
ドイツメディアのComputerBaseにより、GeForce RTX 3050 6GBモデルのベンチマーク結果が公開されました。そのリザルトがこちら。
GeForce RTX 3050 6GBのベンチマーク結果は、3DMark Time Spyが4,869ポイント、Speed Wayが1,133ポイント、Port Royalが2,830ポイント。サイバーパンク2077が平均36 fps。これらのリザルトは、GeForce RTX 3050 8GBより約21~22%ほど低いスコアを示しています。
GeForce RTX 3050 6GBは、GeForce RTX 3050 8GB (オリジナル版)と比較して、CUDA数とVRAMが少なくなっているほか、動作クロックも低くなっています。
3050 6GB | 3050 8GB OEM版 | 3050 8GB オリジナル版 | |
CUDA | 2304 | 2304 | 2560 |
ベース | 1042 | 1515 | 1552 |
ブースト | 1470 | 1755 | 1777 |
VRAM | 6GB GDDR6 14Gbps 96bit 168GB/s | 8GB GDDR6 14Gbps 128bit 224GB/s | 8GB GDDR6 14Gbps 128bit 224GB/s |
消費電力 | 70W | 130W | 130W |
補助電源 | 不要 | 8ピン x1 | 8ピン x1 |
価格 | $179? | OEM Only | $220前後 (2024/2時点) |
国内実売価格 (税込) | 31,800円~ | OEM Only | 35,800円~ (2024/2時点) |
しかし、その分、消費電力が大幅に低くなっており、補助電源不要の70Wで動作します。
GeForce RTX 3050 6GBを8GBモデルより低性能なただの廉価版グラボとして見るか、それとも21~22%の性能を犠牲にして大幅に消費電力を節約したグラボとして見るかは、人によって分かれてくるところでしょう。
筆者個人的な感想を言わせてもらうならば、ファンレス・補助電源不要・低消費電力でそこそこの性能のグラボを使用できるのはかなり魅力的に感じます。静音性を重視したPCを構築したい人やカジュアルなゲームしかしない人なんかには新たな選択肢となってくれるでしょう。