超絶悲報 GeForce RTX 4070 SUPER、86,000円で発売されない。SUPERシリーズの希望小売価格は嘘の価格
GeForce RTX 4070 SUPERが、NVIDIA希望小売価格で発売されませんでした。
これまで、GeForce RTX 4000シリーズは、NVIDIAが提示した希望小売価格の製品が必ず発売されてきました。例えば、GeForce RTX 4090のNVIDIA希望小売価格は298,000円からとされており、発売日には税込298,000円から税込348,800円前後の間で発売されました。同様にGeForce RTX 4080もNVIDIA希望小売価格の税込219,800円が最安値モデルとして発売されました。
GeForce RTX 4070 SUPERのNVIDIA希望小売価格は86,000円です。
NVIDIAサイトでGeForce RTX 4070 SUPERは86,000円からと喧伝されてきた
しかし、実際には、この希望小売価格で発売された製品は1つもありません。
ツクモによると、最安値でも税込95,480円です。これはいったいどういうことなのでしょうか。
ツクモのGeForce RTX 4070 SUPER販売価格
GeForce RTX 4070 SUPERの米国での希望小売価格は599ドルです。86,000円 ÷ 599ドル = 143.57円となり、もしかしたら、NVIDIAは単純に為替レートでかけた金額をWeb上に載せてしまったのかもしれません。あるいは、95,480円を税抜にすると86,800円となるため、もしかしたら税抜価格を掲載してしまったのかもしれません。(それでも800円高いですが)
しかし、今までずっと税込の国内価格を掲載してきたのに、今回に限ってそんなヘマをやらかす(そして発表から今まで長期間放置する)というのもおかしな話です。
いったいなぜ希望小売価格の製品が1つも発売されず、実売価格とかけ離れているのでしょうか。NVIDIAは期待して待っていた日本ユーザーに対してきちんと説明をするべきでしょう。
発表から発売まで、一向にWeb上の価格を修正せず、嘘の価格を掲載し続けてきたNVIDIAにはガッカリです。
こうなってくると、GeForce RTX 4070 Ti SUPERとGeForce RTX 4080 SUPERも希望小売価格での発売はまったく期待できません。GeForce RTX 4070 Ti SUPERは115,800円から、GeForce RTX 4080 SUPERは148,000円からとWeb上には記されていますが、きっとこの価格で販売されることはないでしょう。
なお、上記の税込95,480円の製品ですが、ツクモネットショップでは取り扱っていません。おそらく、店頭販売のみのごく少量の取り扱いになるのでしょう。そのほかはどれもこれも税込109,799円以上の製品ばかりです。