Microsoft、Windows11に新たなAI機能を実装か。Insider Previewにその片鱗が見える。『AI components』項目を追加
Microsoftは、Windows11に新たなAI機能の実装を予定している模様です。
Windows11 Insider Preview Canaryチャネル Build 26016にて、以下の設定項目が追加されました。
『設定』 → 『システム』には『AI components』という項目が増えており、その説明欄には「WindowsにインストールされているAIコンポーネントの表示と削除」(View and remove AI components tha are installed on Windows)と記されています。
現時点ではこの項目を開いてもAIコンポーネントは表示されず、とりあえず項目だけ作ったという状況です。
開いてもAIコンポーネントではなくシステムコンポーネントが表示される
こういう項目が作られるくらいなので、おそらくは今後のアップデートで、AIを活用した何らかの新機能が追加されていくのでしょう。
この『AI components』の項目はまだ実験中のため有効になっていませんが、Windowsの内部機能を強制的に有効化・無効化できるアプリ『ViVeTool』を使用すれば表示させることができます。手順は以下。
- ViVeToolをダウンロードして任意のフォルダにインストール(zipファイルの中身をコピー)してください。
- コマンドプロンプト(管理者として実行)を起動して、ViVeToolをインストールしたフォルダに移動してください。仮にCドライブの『vive』というフォルダにインストールしていたなら『cd c:\vive』と入力してエンターを押してください。
- 次に『vivetool /enable /id:47688503』と入力してエンターを押してください。
- PCを再起動してください。
これで『AI components』の項目が表示されるようになります。無効(非表示)に戻したい場合は『vivetool /disable /id:47688503』を実行してください。