MSI、コンシューマーPCで最大256GBのメモリ容量をサポート。1枚64GBのDDR5メモリに対応
MSIは、同社製マザーボードにおいて、今後、最大256GBのメモリ容量をサポートすることを発表しました。以下、MSIの発表になります。
2023年初め、当社(MSI)は最大192GBのメモリ容量をサポートしました。現在、当社は4枚のDIMM構成マザーボードで最大256GB、2枚のDIMM構成マザーボードで最大128GBのメモリ容量をサポートするために取り組んでいます。この大幅な強化により、自作PCユーザーはほかに類を見ないコンピューティング体験を実現できます。 当社と主要メモリブランドとの強力なコラボレーションにより、この偉業を達成しました。今回提携したメモリはKingston FURY Renegade DDR5メモリで、モジュールあたり64GBという驚異的な容量を備えています。
当社は、最大256GBのメモリ容量を完全にサポートするため、現在、鋭意取り組んでいます。対応プラットフォームやBIOSアップデートに関しては、続報をお待ちください。 [Source: MSI] |
2022年まではIntel CoreシリーズやAMD Ryzenシリーズといったメインストリームのコンシューマー向けPCは、最大128GBまでしかメモリを搭載できませんでした。それが2023年に入って1枚48GBのDDR5メモリが登場し、最大192GBまで搭載できるようになりました。
今回、MSIは、今後登場予定の64GBメモリを使用することで最大256GBまで搭載できるようになることを予告しました。同様の発表はASRockからもされており、Intel 700シリーズチップセットマザーボードおよびAMD AM5マザーボードでのサポートが予定されています。今後、ほかのマザーメーカーからも追ってアナウンスされるでしょう。