メディア作成ツール(MCT)でWindows11 23H2を作れない不具合。ほかの方法でインストールメディアの作成を
メディア作成ツール (Media Creation Tool / MCT)経由だとWindows11 バージョン23H2のインストールメディアを作成できません。
不具合概要
日本時間で2023年11月1日公開されたWindows11 バージョン23H2ですが、メディア作成ツール (Media Creation Tool / MCT)からWindows11 23H2のインストールメディアを作成できない不具合が発生しています。
MicrosoftのWindows11ダウンロードページには現在のバージョンは『23H2』と書かれていますが、同ページで公開されているメディア作成ツールでインストールメディアを作成すると、Windows11 23H2ではなくWindows11 22H2のインストールメディアが作成されます。
23H2と書かれているが実際には22H2が作成される
Microsoftはメディア作成ツールの更新が間に合わなかったようで、MicrosoftのグローバルプロダクトリーダーであるGabe Frost氏によると、2023年11月15日頃までにはWindows11 23H2に対応したメディア作成ツールへと差し替えるとのことです。
対処方法
Windows11のダウンロードページにはWindows11 23H2のISOファイル(ディスクイメージ)も公開されていますので、そちらをご利用ください。ISOファイルをダウンロードして、RufusなどのUSBインストールメディア作成ツールで作成してください。
2023/11/17追記
Microsoftは2023年11月17日にWindows11 23H2に対応したメディア作成ツールを公開しました。詳細は以下の記事をご覧ください。