GeForce 545.92 ドライバ 不具合情報。透明効果がおかしくなる不具合が継続中

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GeForce 545.92ドライバの不具合情報です。NVIDIA公式の既知の不具合と、海外のGeForceフォーラムで目に付いたユーザー報告を意訳しています。ユーザー報告は全ての環境で発生するものとは限らず、環境依存の可能性もあります。同様の不具合にお悩みの方の参考になりましたら幸いです。

NVIDIA公式: 既知の不具合 (リリースノート + フォーラム)

  • Discordでゲームプレイを配信すると、色が薄く表示される場合があります [New]
  • Chromiumベースのアプリケーション(Google ChromeやMicrosoft Edgeなど)において、市松模様のようなものがランダムに表示される場合があります。回避策・対処方法はこちらの記事をご覧ください
  • Maxwell GPU (GeForce GTX 900シリーズなど)環境において、Halo Infiniteのパフォーマンスが大幅に低下します。次のドライバで修正を予定しています
  • GeForce GTX 1000およびRTX 2000シリーズにおいて、『ハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリング』(HAGS)とSLIの両方が有効の場合、PCがランダムにフリーズする場合があります
  • G-SYNCモニターをHDMIモニターにクローンすると、黒い横線が表示される場合があります
  • Windowsのユーザーを切り替えるたびに、NVIDIAコントロールパネルのアイコンがシステムトレイに増えていきます
  • GeForce RTX 3080 Tiを搭載したAlienware X17 R2ノートPC環境において、dGPUモードでDirectXゲームを起動すると画面に何も表示されなくなります
  • GeForce RTX 4060 Ti環境において、アプリケーション使用中にモニターがランダムにちらつき、画面上部に黒いバーが表示される場合があります
  • NVTOPPSが停止するとイベントビューアーに誤ってNVTOPPSのエラーが書き込まれます
  • Windows10の透明効果が正常に機能しなくなります (筆者注: 透明効果がなくなる、今までより黒くなる、ぼかし効果(blur)がなくなるなど)
  • Windowsの設定でHDRを有効にしていると、ChromeでSDR動画を再生すると、動画の明るさがおかしくなります。この不具合はChrome側で修正されます。最新のCanary版ではすでに修正されています
  • Halo Infiniteのロード時間が長くなります

ユーザー報告の不具合

  • このドライバもウィンドウのドラッグやChromeのスクロールがカクつきます。537.58に戻す必要がありました
  • 私もです
  • ストリートファイター6で設定に関係なく50 fpsしか出なくなりました。ドライバをロールバックすると60 fpsに戻りました
  • 私もEA SPORTS FC 24で同様の不具合を抱えています
  • ARK: Survival Ascendedの起動中にブルースクリーンエラー(BSoD)が発生するようになりました。エラーメッセージは「SYSTEM THREAD EXCEPTION NOT HANDLED caused by nvIddmkm.sys」と記されています [RTX 3070 / Core i7-11700K / Windows11]
  • 545.84と545.92を使用すると、「caused by nvlddmkm.sys PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA」のブルースクリーンがランダムに発生します。537.58にロールバックすると直りました

 

545.84から発生しているWindows10の透明効果が正常に反映されなくなる不具合が継続しています。この不具合により、タスクバーがこれまでより黒くなる、スタートメニューから半透明効果が消えるなどの症状が見られます。

また、新たに、Discordで配信すると色が薄くなるという既知の不具合が追加されました。このほか、545.84から報告されているChromeなどのスクロールがカクつくという報告が今回のドライバでも少数ながら出ています。

同様の不具合にお悩みの方は、正常に動作した以前のドライバへのロールバックをご検討ください。以前のドライバはNVIDIAのサイトからダウンロードができます。